大館のすばらしき秘湯宿『日影温泉』
旅した日:2023年8月
秋田・青森の県境 世界遺産白神山地の北東に位置し古くから「東北の草津」と称される、矢立峠の一軒宿「日景温泉」に宿泊してきました♨
秋田青森の県境。秋田杉の林を抜けると、突然現れる一軒宿は隠れ家的な秘湯宿の雰囲気でした。
周辺は白神矢の自然に囲まれているので静かでスローな感じ。
近くには川が流れていて小さい神社もあり、夕方お散歩をしたりして過ごしました。
ただし、アブにおびえながら・・・・コワイアブ・・・
客室や館内にはテレビがなく、スマホの電波も微妙な感じでデジタルデトックス出来るお宿です。(Wifiはあります!)
館内がレトロで探検が楽しい宿(笑)
ライブラリーあり卓球場あり資料館あり・・・お風呂上りにはラウンジでアイスを食べながらまったりと。
古い建物なので不便でごめんなさいとお宿の方はおっしゃっていたけれど、上品で洗練されていてとっても素敵な雰囲気♡
犬養毅、高村光雲、イザベラバード、明治天皇もお越しになった宿なんだそう。すごい!
大浴場&露天風呂の他に五つの貸切風呂がある日影温泉♨️
朝と夜、それぞれ一湯ずつ事前予約ができるんですが、夜23時以降は翌朝5時までどのお風呂も自由に利用ができるんです。
源泉は2つありそれぞれ趣の異なるお風呂を夜通し楽しめる幸せ♡
硫化水素を含み、白濁した湯が特徴の塩化物泉。
硫化水素で独特のガスの香りが館内に充満しています。
カセットコンロのガスみたいな臭い…最初は苦手やなぁと思いつつも、一晩過ごしたら慣れちゃってました👍
真っ白な大浴場の露天風呂が一番気持ちよかったなぁ…アブもあんまりいなくて快適🪰
明治26年の開湯以来「日景の湯は皮膚に効く」と評され、長年地域の人々に、美肌を保つ薬湯として重宝されてきたんだそう。
日景の湯は中性のため肌に優しくその効能の高さから「三日一廻りの霊泉」と言われており、白濁した硫黄泉であることから「東北の草津」とも。
夕食朝食は地元の食材を使った素朴なお食事。
こちらのお宿を経営しているのが、老舗料亭「割烹きらく」さんということで、見た目も味も素敵です。日本酒が進んでしまう・・・やばいやつ。
しめの食事はきりたんぽ鍋。秋田杉の曲げわっぱの器でいただきましたが、いいな、曲げわっぱ。手触りが優しくてほしいなと。
ほんまに日本酒飲みすぎて、若干二日酔い・・・・お風呂に入ったら治りました(笑
※浴場は撮禁なのでwebより写真は拝借しています
日帰り温泉も可能です。
利用は11:00~15:00(受付)退館15:30まで。
料金は大人600円/小人300円です。
大浴場に入れますが、貸し切りのお風呂は宿泊客専用とのことです。
大舘北ICから15分
碇ヶ関ICから10分