旅した日:2023年4月
有馬温泉の上大坊に宿泊しました
※お風呂の写真はWEBより
有馬温泉で日帰り温泉ができる上大坊さん、平日の短い時間帯のみの営業&日帰り温泉お休みの時が多い‥のでなかなか日帰り温泉難易度高いお宿。
今回、おひとりさま、素泊まりのプランで予約ができたのでお泊りしてきました!思い立って1ヵ月後の平日に予約できた(笑)
この上大坊さん、有馬温泉の温泉寺・十二神将ゆかりの由緒ある湯宿です。
※有馬温泉で「坊」の名がつく宿は老舗とのことだそうです!
温泉街の中心地にあり金泉の源泉は天神源泉、上大坊のすぐお隣にある神社から引いているのでめっちゃ新鮮な濃い~ぃ温泉、真っ茶っ茶のお湯です。
土日は予約困難なので、平日の仕事帰りに宿泊することに。
ひとりでも予約が可能ですが、素泊まりか夕食なしの朝食付きのプランのみ。
老舗旅館は一人で予約するのが難しいところも多いので、夕食なしとはいえおひとり様を受け入れてくれるのはありがたい・・。
外観は結構モダンで現代的だなぁと思いきや、館内は一気に昭和レトロな雰囲気に。
赤絨毯やエイジングが良い感じのコンクリートの壁、迷路のように入り組んだ細い廊下・・・・設備は古くて年季入ってるけどいい味出してます。
浴場の途中には卓球場もあって、ちょっとした湯上りスペースになっていました。宿泊中1度も卓球している人は見かけませんでした(笑)
館内は禁煙ですが、電子タバコはこの卓球場のスペースでOKだそうです。(灰皿設置あり)
旅館内には男女別の内風呂がひとつずつ。露天風呂はなくこじんまりとした当時の温泉場といった雰囲気です。
男女別の扉を開けるとすぐに階下へ下る階段があります。秘密の地下室への入り口みたいでドキドキします(笑
初めての温泉宿の浴場に行くときいつもなんだかドキドキしちゃうんですよね(笑
脱衣所はこじんまりとしていて5人いたら結構狭いくらい。日帰りのお客さんで混雑したら結構きついだろうなぁという印象です。
浴場は金泉の浴槽と白湯の浴槽がひとつずつありました。どちらの浴槽も小さめで3人入ったら圧を感じるくらい。2人でも結構気を遣っちゃいそう・・・。
今回、平日宿泊だしお風呂入った時間もちょうど他のお部屋の夕食時だったので、終始独泉できました。
金泉の浴槽は、壁のタイルや浴槽が見たことないくらい茶黒く変色していました。
それもそのはず、お湯が・・・お湯が・・・今まで見たことないくらい茶色いんです。
例えるなら、濃い目のビターなココア。台風通過後の濁流の川の水。チョコババロア。松崎しげるの一番黒い時のお肌。
っていうくらい濃い。そして色だけじゃなく、析出物が激しすぎてお湯がどろりんことしてるんですね。
お湯が重いというか・・
湯口を触るとめっちゃ熱い源泉。析出物がねっとりと指に絡みつきます。
塩分も強いし、お湯は熱めなのですぐにポカポカ通り越してくらくら・・・。
お宿の方に金泉浴槽は上の方が熱くて、下の方がぬるめなのでよくかき混ぜて入ってね~と教えて頂きましたが、それにしても熱い。
お水の蛇口もあって水でぬるめることもできるんですが、ここはあえてそのままの源泉を頂きました。
今までいろんな有馬の金泉に入ってきましたが、このお宿の金泉は別格です。
というかもはや金泉なのか??っていうくらいの骨太男前すぎるお湯。
もうほかの宿の金泉に入れないかもしれない・・・っていうくらいのお湯に出会ってしまいました。
塩分が強いお湯なので、湯上り後はやっぱり乾燥するなぁと思いきや、数時間立つとお肌がしっとりもちもちになります。
朝目覚めたら超もちもちのお肌美人、ずっと自分の肌触ってたくらい(笑)なんだろう、不思議・・・。
こちらのお宿は日帰り温泉も可能、おひとりさま予約も可能です。
あ、ちなみに上大坊=かみおおぼうと読みます。わたし間違って「かみだいぼう」だとずっと思ってましたが宿泊して正しい読み方を学べてよかった(笑
お宿のご主人と奥様、おばあちゃまも優しい雰囲気でほっこり癒されるお宿です。(おばあちゃまがテレビ見ながら番してるのがかわいらしかったです)
上大坊さんでお土産買いました
上大坊さんで買ったこの入浴剤、金泉のもとがすごく濃いんです。自宅のお風呂に入れたら泥水のようになってかなり面食らった(笑)ガツンと来る入浴剤を探してる方、いかがでしょうか?笑