雲仙観光のメイン「雲仙地獄」まで徒歩3分の好立地。敷地内から湧出する源泉は100%かけ流しの名湯!
雲仙いわき旅館 宿泊記口コミブログ
大阪南港からフェリーに乗って、夫婦で7泊の九州一周した時、4泊目に立ち寄った雲仙いわき旅館の滞在記です。
宮崎から鹿児島指宿、霧島温泉からの四日目、ひたすら車を走らせ、途中は人吉市の永国寺で幽霊画を見て、あとは熊本港からフェリーに乗って島原外港に到着しました。
チェックインの15:00に到着し、夕食までの時間、雲仙地獄をコースなりに歩きましたが、思ったより距離があり、途中でショートカットして宿に戻りました。部屋の露天風呂から地獄が見えるプランを予約していましたが、展望のない露天付の部屋に通されました。
当時は、地獄が見える露天付の写真が掲載されていましたが、今は削除したみたいですね。
さほど気にもしませんし、自家源泉の加水・加温なしの温泉が楽しみだったので、まずは大浴場に向かいました。
泉質は硫黄を含んだ強い酸性泉です。
殺菌効果があるため、皮膚病などのほか、糖尿病や筋肉痛など効果があるそうです。
強い硫黄臭を想像していましたが、それほどではありませんでした。
夕食は部屋食で、伊勢海老の黄金焼きのほか、島原の魚介中心のメニューでした。今でもこのメニューはあるみたいですね。
雲仙温泉の中では、決して大きな旅館ではないですが、お得感のある料金プランだと思います。
施設も新しいものではありませんが、価格以上の価値はあると思います。
雲仙の温泉街は、曲がりくねった坂道の道沿いに点在します。すぐ裏手に地獄のある立地も周辺散策には便利です。
2021年8月の水災害では、周辺の5件が営業できない事態となりましたが、全面リニューアルなどで、営業再開が進んでいます。
周辺はさきほど紹介した雲仙地獄の散策路に温泉神社があります。
山号は温泉山なので温泉山 温泉神社となります。
温泉街は土産物屋も多く、やはりカステラが山積みされるほど並んでいました。
また立ち寄り湯として、雲仙新湯温泉館があります。
今でも100円で入浴できる共同浴場です。
他にも立ち寄り湯が2~3軒あります。
おもちゃ博物館も昭和の懐かしい駄菓子やおもちゃが展示されていて、迷いなく入ってしまう面白さがありました。
雲仙ビードロ美術館は繊細なガラス工芸品が鑑賞できるおすすめスポットです。
ガラス工作の体験コーナーもありましたが、古嫁はいつも無視します。
以前、陶芸体験で、若い女の子にばかりレクチャーするお兄さんにキレた過去があります。
何と戦っているのか、わかりませんが、旅先での体験コーナーは、今後もないと思います。
自然を楽しむなら、仁田峠からロープウエイに乗って、標高1300メートルの妙見岳に登ることができます。
まだ、紅葉には早い時期でしたが、冬の霧氷などたっぷりの自然が楽しめます。
日本で二番目に古い雲仙ゴルフ場の前を通ったので、売店でゴルフマーカーをゲットしました。
そして今回の雲仙で一番の目的だった、雲仙普賢岳に立ち寄りました。
1991年6月の火砕流災害は、30年経った今も忘れませんが、島原外港を降りた時から、目の前に見える、火砕流の赤茶けた傷跡は、他では見ることのない、すさまじい情景でした。
フェリーに乗る前に、雲仙普賢岳記念館にも寄り、火砕流の体感型アトラクションみたいなものも、見てきましたが、今でもあるかわかりません。
雲仙温泉滞在中、南島原には行けませんでしたが、中身の濃い滞在となりました。今度、訪れる機会があれば、天草などにも行ってみたいと思います。
かつて商館の外国人の避暑地として、栄えた歴史もある雲仙温泉は、見どころの多い場所です。
ぜひ、訪ねてみてください。