【福岡からのアクセス抜群の温泉街】
佐賀県佐賀市富士町の温泉街、古湯温泉にある、「おんくり」に行ってきました。母の還暦祝いということで私と主人と、イヤイヤ期真っ最中の娘(2歳)の4人での宿泊。
自宅(福岡県大野城市)から宿まで、車で高速を使い1時間程度。長時間の車移動が苦手な娘も我慢できる距離なので気軽に行ける、本格的でおしゃれな宿というのがこの宿に決めた最大の理由でした。
【”映え”な宿で気分が上がる】
玄関先から和モダンのおしゃれな雰囲気。夜はバーになるおしゃれなラウンジでウエルカムドリンクでお出迎え。大人はコーヒー、娘はオレンジジュースをいただきました。ラウンジのカウンターからは、周辺の景色が一望でき、高級感もあり、ちょっといつもより贅沢が味わえる演出もばっちりでした。娘もこの時点ではご満悦。
宿泊した部屋は、Nostalgic Japan Doubleという和洋室。部屋も新しく、おしゃれな雰囲気でした。大きな窓が一面にあり、外の景色を一望することができます。ベッドがある寝室と、布団が敷ける和室で部屋を区切ることも出来たので、二世帯でも、プライバシーを守りつつ、泊まることができました。
1階のお土産売り場の横にはキッズスペースがあり、これまたおしゃれな絵本や木製おもちゃ、お絵かきが出来る大きな壁(黒板)もありました。室内遊具や、子供が入れるよう壁に穴があったり、多少体も動かせます。温泉旅館は、子供が飽きてしまいがちなので、かなりありがたかったです。
【館内着もおしゃれ】
館内着は浴衣ではなく、おしゃれななパジャマ。私服から着替えても、おしゃれな空間にマッチするので、宿の雰囲気や気分を損なわないのもよかったです。子供用の館内着も同様にあり、2歳の娘にはサイズがちょっと大きかったですが、袖や裾を折れば問題なく着れました。かわいかったので、娘もご機嫌で来てくれました♪
【お風呂はぬるま湯、ずっと使っていられる】
待望のお風呂は、種類も多く、露天風呂は広いので、他の宿泊客とも距離をとりながらゆっくり疲れます。さすがぬる湯とだけあって、長く使ってものぼせません。小さな子供が一緒でも長く使っていられるので、助かりました。ただ、39度とかなりぬるいので、熱いお風呂で汗を流しつつつかりたい!という人には物足りないかもしれません。
私は8月に宿泊したので、お風呂の熱さはほとんど感じられませんでした。。。
予約制ですが砂風呂に入ることもできます。たまたま希望していた時間は予約が埋まっており、今回は断念しました。宿についたら早めの予約がおすすめです。
【食事はおいしいけど、場所は選べない…】
食事は佐賀の地元食材を使った会席料理。今回は、還暦祝いだったので佐賀牛陶板焼きが食べられるプランにしました。食事は美味しくて、大満足でした。ただお刺身だけ、鮮度がいまいちで、九州の割には美味しくないなぁ…という感じでした。また食事処の場所は選べず。一応個室はあるそうなのですが、広い会場のテーブル席でした。子連れなので、個室か和室が使えるのかな?と期待していたのですが、他の子連れ客もいたので、その辺の配慮はしていないようでした。
宿全体として、おしゃれな雰囲気づくりに徹底しているので、移動距離も短く、アクセスもいい場所で温泉旅行が楽しめるのはかなり魅力的だったと思います。ただ、食事については、若干グレードや演出が落ちたなぁという印象でした。ただ、値段も手ごろでしたので、また機会があれば行ってみたい宿です。