会津の奥座敷「東山温泉」は、山形県の上山温泉、湯野浜温泉とともにかつて奥羽三楽郷と呼ばれ、開湯は8世紀後半、または天平年間に行基によってなされたと伝えられています。
当館は創業130余年にもなり、今年も『じゃらん OF THE YEAR 2017』 第1位受賞しました♪ (東北11~50室部門・通算7度目)♪ 2017年に一部客室リニューアルいたしました♪
福島県会津若松市東山町大字湯本下原
会津東山温泉 月のあかり 口コミ
会津若松の東山温泉にある宿です。
東山温泉の中でもかなり奥の方にあり、会津周遊バスの東山温泉駅から歩いて15分ほどかかりました。
東山温泉は古くからある温泉街で、今も運営している温泉宿と、もうさびれてしまった建物が混在していますが、
こちらの月のあかりさんは古い建物をリノベーションして新しく作った温泉宿のようです。
東山温泉はとてもいい温泉だと思うので、そのようなリノベーションが進んでますます人が来るようになると嬉しいと思います。
会津若松駅から周遊バスのハイカラさんに乗り、東山温泉駅で降りました。
そこから宿を目指して歩きます。古い温泉街によくありますが、道なりに川が流れており、他の宿も川沿いにあります。
公衆の足湯もありますが、冬季は休業のようで残念ながら入れませんでした。
15分ほど歩いて月のあかりさんに着きます。
入り口やフロントなど、建物の印象はとてもきれいでした。
チェックインをする際に、この宿はセルフサービスの宿であることを説明されます。
スタッフさんは安全のため常駐していますが、サービススタッフではないということです。
しかしとても丁寧な対応で、困ることは何もありませんでした。
チェックインが終わるとフロントの向かいからアメニティや浴衣をもらっていきます。
また、1階のラウンジで1人1杯ウェルカムドリンクが飲めます。
1階のラウンジには氷やお水、500円の生ビールなどもあり、また小説や本などが並んでいるので、読書をしながらゆっくりしたり、
自分で買ってきた夕食を食べたりすることができます。
お部屋はバストイレなしの素泊まりで予約していましたが、空きがあったのかバストイレ付きのお部屋に変更になっておりうれしかったです。
古い建物をリノベーションした片鱗は少しうかがえ、水回りや冷蔵庫は古いなと思いましたし、
お部屋の窓側の障子は古く、虫が出るので開けないようにという注意書きがありました。
夏場は要注意かもしれません。
セルフサービスなので、自分でお布団を引き荷物を置いてゆっくりしました。
お部屋の隅に畳の椅子でできたような一区画がありました。ゆっくりできていいスペースでした。
夜ご飯は東山温泉のソースカツ丼の名店と聞いた卯之家さんに伺いました。
宿から東山温泉駅の方へ10分弱歩いて戻りました。
さくらの刺身とソースカツ丼をいただきましたが、どちらもとてもおいしかったです。
東山温泉にはほかにもソースカツ丼の美味しいお店があるようなので、旅館のご飯を食べるのもいいですが
素泊まりにして外にご飯を食べに行くのもいいなと思いました。
宿に戻り、温泉に入りに行きます。
残念ながら露天風呂はありませんでしたが、広いお風呂で温度もちょうどよく、ずっと入っていられるとてもいいお湯でした。
フロントやラウンジだけでなく、廊下などもきれいにリノベーションされていて快適に泊まれる宿でした。
温泉もよかったですし、食事付きの他の宿に泊まるよりもリーズナブルなので、コストを抑えて東山温泉に来たいときはまたぜひ泊まりたい旅館でした。