2024年6月中旬~3ヶ月間日本一周の旅に出ます!

群馬旅行– 群馬観光穴場&おもしろスポット! –

群馬観光穴場&おもしろスポット!

一人旅女子部員による群馬の観光スポット紹介!群馬観光穴場&おもしろスポット!47都道府県制覇の女子旅部員による日本全国の穴場情報や詳細情報などを写真満載でご紹介しています。

群馬旅ブログ

群馬旅行ブログ

モーレツ女子旅部による群馬旅行ブログ!群馬の温泉(秘湯や混浴)おすすめ観光スポットの旅行記です。

群馬の観光スポット

前橋・赤城

前橋・赤城の絶景スポットやインスタ映えスポットが満載!前橋・赤城エリアの観光モデルコース、おしゃれなデートコース、子供と楽しめるスポット、パワースポット情報も盛りだくさんでご紹介中です。

伊香保温泉・渋川

伊香保温泉・渋川といえば温泉!言わずとしれた伊香保温泉・美人の湯として知られる小野上温泉・絶景赤城山を望む赤城温泉など温泉ファンも熱い視線を向ける群馬の観光エリアです。

万座・嬬恋・北軽井沢

源泉20種類以上!「万病に効く温泉」として一度は行ってみたい万座温泉、キャベツや嬬恋高原が人気の嬬恋エリア、そして爽やかな高原エリアの北軽井沢。草津温泉・軽井沢の中間点の北軽井沢は、家族旅行や避暑にもGOOD。

草津温泉・白根

毎分3万2300ℓ以上の自然湧出量は日本一の草津温泉。室町時代には万里集九が有馬温泉や下呂温泉とともに「三名泉」として名を馳せました。草津白根山は草津町に所在ある活火山。噴火の危険があり湯釜は規制されていることも。

四万温泉

まるで千と千尋の神隠しの世界のよう!とSNSで話題の四方温泉。文豪や著名人が愛した趣ある旅館が沢山あり温泉ファン憧れの地です。、国民保養温泉地「第一号」に指定された国が認める「いいお湯」なんです。

水上・猿ヶ京・沼田

みなかみ町は山々に囲まれた水の街。水上温泉郷や猿ヶ京温泉「みなかみ十八湯」と呼ばれる温泉群があります。美しい赤谷湖、雄大な谷川連峰は日本の四季を感じることができる素晴らしい環境。

尾瀬・丸沼

澄んだ美しい水…立ちこめる靄、湖面から突き出た枯れ木…そこには神秘的な風景が広がります。ハイカーやテニス・スキーの合宿など人気のスポットでもあります。温泉もありアクティブ&リラックスできる地です。

伊勢崎・太田・館林・桐生

伊勢崎・太田・館林・桐生エリアの暇つぶし観光スポットやオトナが楽しめるスポットを紹介。おしゃれなデートコース、子供と楽しめるスポット、パワースポット情報も。

高崎

高崎市は群馬県を代表する都市!歴史と自然を満喫することができるおすすめの高崎観光地をご紹介します。

富岡・藤岡・安中・磯部温泉

富岡製糸場は明治に5年建設された日本で最初の官営模範製糸場で世界遺産!四季折々の美しい自然を体感できるアクティヴィティ、伝統と歴史に触れる文化体験ができますょ!

火山の恵みあふれる群馬県へ大自然と温泉を満喫しに行こう!

豊かな自然に恵まれた群馬県には、渓谷あり、高原あり、何よりも豊かな湯量を誇る温泉があります。
群馬県の楽しみ方は無限です。
都会の喧騒を忘れて、大自然の中で思いきり深呼吸をしに行きませんか。
そこで群馬の魅力を余すところなく紹介します。

群馬県の風土

群馬県は本州のほぼ真ん中に位置します。
「つる舞う形の群馬県」と言われており、県の形が空に舞う鶴の形をしています。
海のない内陸県で、西南日本と東北日本、太平洋側と日本海側の特徴が混ざり合った多様な地形や気候、植生が特徴です。
東・北・西の三方が山に囲まれており、南東部には関東平野が広がっています。
総面積の3分の2が海抜500m以上の山の多い県で、火山が多いことも特徴です。
火山はこの地域へ大災害をもたらしましたが、恩恵も多く温泉の多さは国内でも有数です。

また浅間火山によって作られた高原地帯や赤城・榛名火山が作り出した雄大な裾野は、キャベツや桑畑など、群馬県を代表する産業に貢献しているのです。
気候は、平野が広がる南東部と北部の山間部では異なります。
南東部は夏場は高温多雨であり、冬は低温乾燥するのが特徴で、夏には強い雷雨が発生し、冬は赤城おろしと言われるからっ風が吹きます。
よく、この気象の特徴とさっぱりとした上州人の気質をリンクして例えられています。
北側の山間部は日本海側の気候の特徴があり、降雪の多い地域が広がります。

群馬県の歴史的建造物・遺跡

群馬県は古くから養蚕業で栄えてきました。
その歴史を今に伝えているのが、世界遺産の富岡製糸場です。
1872年の開業当時のまま現存しており、敷地を含むすべてが国の史跡となっています。
また初期の建造物群は国宝であり、重要文化財にも指定されています。
「富岡製糸場と絹産業遺産群」の厚生施設として、2014年に世界遺産に登録されました。
富岡製糸場の敷地は55,391.42㎡と広大で、その敷地に多くの建物があります。
フランスの技術を導入し設立された官営模範工場で、当時世界最大級の機械製糸工場でした。
年間100万人もの見学者が訪れる、群馬を代表する歴史的建造物です。
操糸所、東置繭所、西置繭所、蒸気釜所、鉄水溜、首長館、女工館、検査人館があり、木骨レンガ造、平屋建、桟瓦葺きの操糸所、置繭所、西置繭所は国宝です。

岩宿遺跡は1946年に群馬県みどり市で発見された旧石器時代の遺跡です。
今でこそ日本における旧石器時代は40,000年前から15,000年前とされていますが、実は岩宿遺跡発見当初は日本には旧石器時代は存在しないと思われていたのです。
関東ローム層が大量の火山灰で形成されていたことから、当時の日本列島は人間の住める環境ではなかったと考えられていました。
そのため日本列島の最古の住民は縄文時代というのが常識であり、発掘調査は関東ローム層までとなっていました。
しかし、1946年アマチュア研究家の相沢忠洋が赤土の崖から小さな石片を見つけ、それが石器によく使われる黒曜石だったことから、彼は石片が石器時代のものであると信じて調査を始めます。

そして1949年、ついに完全な形状の槍先型尖頭器を発見したのです。
その後、明治大学との共同調査が開始され、なんと3日間の発掘で複数の石器が出土し、このことから日本における旧石器時代の存在が初めて証明されました。
さらにその後の調査で、岩宿遺跡には30,000年前の「岩宿Ⅰ石器文化」と20,000年前の「岩宿Ⅱ石器文化」の2つに分類されることも分かったのです。
この岩宿遺跡が日本に石器時代があったことを証明し、それがきっかけとなり、北海道のしらたき遺跡や沖縄の港川遺跡など、日本全国で旧石器時代の遺跡が続々と発見されました。
この日本の旧石器時代研究のきっかけを作った岩宿遺跡は、1979年に国の史跡に指定されています。
岩宿博物館もあるので、日本の昔に触れてみてはいかがでしょうか。

群馬県の特産品

群馬県は豊かな自然地形で新鮮な野菜がたくさん収穫されます。
嬬恋村は標高800~1400mの高冷地で、高原野菜の産地です。
特にキャベツは高温や干ばつに弱く、15~20℃が最適な生育温度であり、嬬恋村の風土はまさにキャベツの生育環境にぴったりのため、とても美味しいキャベツができるのです。
嬬恋村のキャベツは全国総出荷量の半分のシェアを誇る、まさに「日本一のキャベツ産地」として知られています。
嬬恋村はキャベツ以外にもジャガイモや紅花インゲン、とうもろこしなども特産品として知られています。
お土産にもいかがでしょうか。

下仁田ネギも群馬県の特産品です。
白根部は直径6~9cm、長さが20cmと太く、一般のネギよりも甘いのが特徴の夏型ネギです。
他の産地で作ってもこれほどの太さにはならず、下仁田ならではのネギと言えるでしょう。
生粋・在来種の下仁田ネギの生産量は極めて少なく、高級品となっています。
年に一度しか収穫できず、贈答品としてそのほとんどは地元で消費されてしまうため、産地である下仁田で生粋の下仁田ネギを堪能してください。

群馬県の産業、養蚕業

群馬県では昔から火山噴火がもたらした広大な裾野で行われていた桑畑により、養蚕業が盛んでした。
そんな養蚕業は、幕末の開港以降に急速な発展を遂げたのです。
海外輸出の7割を占めていた生糸において日本一の生産を誇っており、またアメリカへは生糸を、イタリアへは蚕種を直接輸出するなど、日本の養蚕業を牽引してきました。
明治後期から大正期には「生糸王国群馬」と呼ばれるほど、製紙・織物業が群馬の基幹産業になります。
桐生織や富岡製糸場など、群馬では当時の養蚕業の歴史を垣間見ることができます。

群馬県の伝統工芸

群馬県の伝統工芸に高崎だるまがあります。
群馬県高崎市豊岡・八幡地域で200年以上前から作られていました。
張り子のだるまで「眉毛は鶴、鼻から口ヒゲは亀」なのが特徴で、別名「福だるま」や「縁起だるま」と呼ばれています。
だるまを作る工程である紙を張ったり色を塗るという工程が、群馬特有のからっ風と乾いた空気に合っており、まさに風土が生み出した伝統工芸と言えるでしょう。

また桐生織も群馬県の伝統工芸品です。
昔から養蚕で栄えてきた群馬県桐生市で作られています。
桐生市は織物の産地として知られており、「日本の機どころ」と言われています。
桐生織りには「お召織」「横錦織」「縦錦織」「風通織」「浮経織」「縦絣紋織り」「捩り織」の7つの技法があり、柔らかく美しい光沢が特徴です。
桐生織は1000年以上の歴史があり、「西の西陣、東の桐生」と称され、1977年には伝統的工芸品として認められています。

群馬県の民俗行事

地域の伝統行事やお祭りに参加してみるのも、旅の楽しみ方の一つです。
少林山七草大祭だるま市は、1月6日7日に群馬県高崎市の少林山達磨寺にて開催される星まつりです。
220年前の天明の大飢饉で苦しむ農民たちを救済するため、関山心越禅師の描かれた「一筆達磨」をもとに掘られた木型を張り子のだるまの作り方を伝授し、それを縁日で売ったのが始まりです。
また前橋市にも達磨祭りがあります。
前橋初市祭りは、前橋市の新春の風物詩として親しまれており、400年もの歴史あるお祭りです。
中心部にある前橋八幡宮では、役目を終えただるまを供養するためのお焚き上げが行われており、通称「だるま市」とも呼ばれています。
お祭り期間中には、だるまや招き猫などの縁起物が販売されて大いに賑わいます。
一年の初めに、前橋初市祭りで縁起ものを探してみてはいかがでしょうか。

群馬県の楽しみ方

群馬県には楽しめることがたくさんあります。
グルメ、温泉など満喫できること間違いなしです。
そこで群馬県のおすすめを紹介していきます。

群馬県へのアクセス

群馬県の最寄り空港は羽田空港か成田空港になります。
羽田空港からは、関越自動車道で高橋インターチェンジか前橋インターチェンジまで1時間で到着します。
地方から飛行機利用の場合には、このルートが良いでしょう。
東京から新幹線の場合は、東京駅から上越新幹線か北陸新幹線高崎駅まで50分です。

名古屋からは陸路で東名高速道路、中央自動車道、長野自動車北陸自動車道、上信越自走シャドウ、関越自動車道を使用して名古屋インターチェンジから前橋インターチェンジ、高崎インターチェンジまで4時間半です。
鉄道の場合は名古屋駅から東海道新幹線で東京駅まで1時間50分、上越新幹線か北陸新幹線に乗り換えて50分で高崎駅に到着します。
所用時間は2時間40分です。

大阪からは東大阪インターチェンジより近畿自動車道、名神高速道路、東名高速道路中央自動車道、長野自動車道、北陸自動車道利用で高崎インターチェンジ・前橋インターチェンジまで6時間半かかります。
鉄道は新大阪駅から東海道新幹線で東京駅まで2時間半、上越新幹線または北陸新幹線に乗り換えて50分で高崎駅です。
所用時間は3時間20分です。

温泉を楽しもう

群馬県は日本有数の温泉地帯です。
草津温泉、伊香保温泉、四方温泉、水上温泉は群馬の四代温泉地として知られています。
「湯もみ」で知られる草津温泉は、日本三代名泉にも数えられる日本を代表する名湯です。
自然湧出量は日本一で、その量は1日になんとドラム缶23万本分というから驚きです。
古くから愛されてきた温泉で、ヤマトタケルや行基、源頼朝の開湯伝説があります。
戦国時代には多くの武将が湯治に訪れ、江戸時代には文化人、歌人にも愛された温泉場です。
その人気は凄まじく、「草津千軒江戸構え」と謳われるほどでした。
徳川八代将軍吉宗は、草津の湯を江戸城まで運ばせたというくらいです。

草津温泉には、源泉が数10ヶ所あると言われており、中には個人所有のものもあります。
泉質は各源泉によって異なりますが、主たる泉質は酸性低張性高温泉でph2.0の強酸性です。
草津温泉は温度が高いのが特徴ですが、中でも万代源泉は94.5℃の高温の湯が湧き出ています。
他の源泉でも50℃の湯が湧出していますが、そのまま浴用として利用されています。
草津温泉と言えば、湯畑源泉が有名です。
街の中心部の広場から湧き出る光景は、テレビなどで草津を紹介するときによく流れています。
この湯畑源泉は、当時の市長が何か目玉になるものを作りたいと岡本太郎氏に相談して完成したという逸話があります。
今では草津の代名詞的存在として知られています。

また草津と言えば「湯もみ」が有名です。
草津の源泉はそのまま入るには少し熱すぎるのですが、温度を下げるために水を入れると効能が薄れてしまいます。
そこで、湯もみが考え出されたのです。
この湯もみには温度を下げるだけではなく、湯を柔らかくする効果もあります。
この入浴法は「伝統湯」と言われており、これは湯を冷ます「湯もみ」だけではなく、高温の湯をなるべく動かさないよう皆で同時に入り同時に上がるという、集団入浴方という草津に江戸時代から伝わる独特な方法です。
この「伝統湯」は「入浴前に湯もみを行い、のぼせ防止のため手桶で30杯以上の湯をかぶり、湯長の号令により一斉に入浴、3分後一斉に上がる」というのを1日4回繰り返すというものです。
この湯もみの際には、草津湯もみ歌などを歌い調子をとりました。

次に紹介する伊香保温泉は、榛名山の東麓、標高700mにあります。
400年以上の歴史ある温泉で、万葉集や古今集などにも登場し、「不如帰」の徳富蘆花や竹久夢二らにも愛されました。
温泉街の真ん中には長さ300m、360段の石段があり、町のシンボルとなっています。
伊香保温泉の湯の特徴は「黄金の湯」と「白銀の湯」があることです。
「黄金の湯」は鉄分の含まれる湯で、その鉄分が酸化し茶褐色の湯となっています。
泉質は硫酸塩泉で体を芯から温め血行促進に効果があるため、女性には「子宝の湯」として親しまれてきました。
もともと伊香保温泉にはこの「黄金の湯」しかありませんでしたが、近年湧出が確認されたのが「白銀の湯」です。
1分間に110リットルという豊富な湧出量の温泉は無色透明だったため、「黄金の湯」に対して「白銀の湯」と名付けられました。
効能は病気回復、疲労回復、健康増進とされています。

四万温泉は1200年以上の歴史を持つ山間部にある温泉です。
「四万の病を治す霊泉」と言われ、胃腸病や神経痛、リウマチに効くと言われています。
泉質はナトリウム・カルシウム塩化物硫酸塩泉、源泉は42箇所で、39箇所は自然湧出です。
昔から「飲めば胃腸によく、入浴すれば肌に良い」と言われ、四万温泉の中には飲泉場が点在しています。
また四万温泉は千と千尋の神隠しのモデルとなった場所とも噂されています。
群馬県の指定文化財にも登録されている日本最古の温泉宿建築として知られる「積善館」は、湯屋そのものに見えます。
ジブリファンの聖地巡礼でも人気を集めています。

水上温泉郷は美しい谷川岳の麓を流れる利根川渓谷にある温泉地です。
水上温泉、谷川温泉、うの瀬温泉、湯檜曽温泉、向山温泉、藤原湖温泉、宝川温泉、湯の小屋温泉、水上高原上野原温泉からなっています。

群馬の郷土料理

群馬県は小麦の名産地です。
水はけの良い田んぼと、冬に吹くからっ風の影響で、良質な小麦の収穫量は全国トップクラスです。
ブランド小麦も多く「きぬの波」「さとのそら」などが有名です。
さらに粉もん文化があり、郷土料理には小麦粉を活用した食べ物がたくさんあります。
群馬県の郷土料理の代表格と言えば「おきりこみ」です。
小麦粉で作った幅の広い麺を野菜やキノコと共に煮込んだ料理で、名前の由来は、麺生地を綿棒に巻いて包丁で切り込みを入れて作ることから「おきりこみ」と呼ばれるようになりました。
2014年には「群馬の粉食文化・オキリコミ」として、「群馬県記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に採択されています。

また群馬県では、老若男女を問わずうどんが親しまれています。
各地域で特色のある個性的なうどんがあり、県外からも食べに訪れるほどです。
中でも桐生市の「ひもかわ」や館林市の「館林うどん」、渋川市の「水沢うどん」は特徴的なうどんとして人気があります。
粉もんにはスイーツもあります。
炭酸まんじゅうやそばまんじゅうなど、まんじゅうには多くの種類がありますが、ユニークなものもあります。
焼きまんじゅうは串に刺したまんじゅうに甘味噌ダレを塗って焼いた群馬のソウルフードです。
他にも、ぎゅうてんやゆず巻き、じりやきなど、群馬には特徴的な郷土料理がたくさんあります。

群馬のおすすめの観光スポット

尾瀬ヶ原

尾瀬ヶ原は標高1400m、尾瀬沼は1660mという日本有数の高原湿地です。
東西6km、南北2kmの広大な敷地に咲き誇る100種類以上の高山植物が、季節によって変化して異なる表情を見せてくれます。
5月後半から6月初旬には水芭蕉が、6月中旬から7月上旬になるとワタスゲ、そして7月上旬から下旬にはニッコウキスゲが見頃を迎えます。
また秋には湿原の草が紅葉し、「草紅葉」と呼ばれる草原一面が金色に輝く絶景となります。
尾瀬を流れる水は只見川となり、平滑ノ滝、三条ノ滝を形成するなど、見所が多いので是非時間をかけて散策してみましょう。
宿泊施設も充実しており、キャンプを楽しむこともできます。

浅間山

標高2567mの浅間山は、上信越高原国立公園に指定されています。
カラマツ林や草原、花畑、山頂からの展望と様々な表情を見ることができ、紅葉の時期にはカラマツが美しく色づきます。
花の百名山にも選出されているのです。
そんな浅間山なのですが、実は世界でも有数の活火山です。
長い歴史の中で、大きな噴火も発生しています。
そのため噴火に対する対策がしっかりとされているため、安全に登山を楽しむことができます。
「噴火警戒レベル」に応じて立入禁止区域が設定されているので、事前の確認は必要です。
登山を行う際には、必ず「登山計画書」を作成して提出しなければいけません。
こう言われると気軽に登ることができないように思えますが、警戒レベルに応じて楽しめるトレッキングガイドを利用することもできます。
森林浴や温泉などファミリーでも楽しめる本格登山以外の楽しみ方もできます。

妙義山

妙義山は、赤城山、榛名山と共に上毛三山に数えられる名峰です。
日本三大奇勝の一つとしても知られており、荒々しい岩肌が作り出す独特な自然の景観美は必見です。
標高は白雲山相馬岳の1104mを最高峰として、金洞山東岳が1094mと標高はそこまで高くありませんが、関東平野を眺める景色は美しく登山愛好家からも人気があります。
特に石門巡りは人気のあるルートで、運動靴でも登れる初心者にもトライしやすいコースです。
ただし、第一石門から第二石門を通るルートには鎖場があるため、少し注意が必要です。
見所は第4石門の脇から眺める「日暮しの景」で、一日中見ていても飽きない絶景としてその名がつきました。
妙義山の名前の由来は後醍醐天皇に仕えた権大納言長親が、この山を眺め「明々巍々」であるとして「明巍」と名付けたことと言われています。
またイギリス人登山家が妙義山でロープを使い、2人で岩山を登る登山技術を日本人に初めて教えたことから近代登山発祥の地としても知られています。

トロッコわたらせ渓谷号

群馬県桐生市から栃木県日光市までを1時間半でつなぐローカル線「わたらせ渓谷鐵道」は、トロッコ列車で知られています。
のんびりとした田舎の景色、春には桜や菜の花など、四季折々の美しい四季の風景を眺めながら窓ガラスのないトロッコ列車に乗ってみるのはいかがでしょうか。
トロッコ列車は「トロッコわたらせ渓谷号」と「トロッコわっしー号」の2種類があります。
トロッコ列車はなんともノスタルジックな印象で、対面ボックスシートで机がついています。
家族や仲間と語らいながら楽しい時間が過ごせます。

また売店もあり、公式グッズなどの購入も可能です。
1号車の先頭には模擬運転台のついた子供向けの展望台があり、子供たちも大喜び間違いなしです。
そして列車の旅で欠かせないものと言えば、「駅弁」です。
わたらせ渓谷鉄道には、「トロッコ弁当」「やまと豚弁当」「山うなぎ弁当」があります。
これらの駅弁は予約制となっているので、旅の計画を立てるときには駅弁の予約も忘れずに行いましょう。
過去にはゾンビ列車などのイベントも開催されたことがあり、このようなイベントに参加するのも楽しいかもしれません。

スキー場

冬場にはスキーを楽しんでみませんか。
群馬県にはたくさんのスキー場があります。
たんばらスキーパークはファミリー層にぴったりのスキー場です。
コースは8つあり、そのほとんどが初級から中級者向けのコースとなっているので、気軽に楽しむことができます。
上級者は降雪翌日に未圧着雪を堪能できるトライアルコースもあり、幅広いレベルに対応しています。

川場スキー場は絶好のパウダースノーが楽しめることで人気のスキー場です。
ゲレンデは10コースで、天気が良ければ山頂付近から富士山や北アルプスの眺めを堪能しながら滑り降りることができます。
このスキー場は中級者から上級者向けのコースで、最長3300mのロングランを楽しむことができる満足感の高いスキー場です。

丸岡高原スキー場は日光箱根山麓にあります。
山頂の標高が2000mと高く、雪質も景色も最高です。
4kmのロングランも人気の秘密と言えるでしょう。
圧雪バーンはカービングにも最適で、豊かな自然地形でバリエーションのある滑りを堪能できます。
モーグルエリアやビギナー用のスノーパークなど、プロレベルから初心者や子供連れまでも楽しめます。

ホワイトワールド尾瀬岩鞍は、関東最大級のパウダーゲレンデが魅力のスキー場です。
全16コースは、初心者から上級者まで楽しむことができます。
ただし、中級者以上が70%です。
非圧着コースは5つもあるので、中・上級者には最適です。
キッズ専用ゲレンデやそり遊びやチュービングなど、アクティビティも充実しているので家族連れでも楽しめます。

群馬県は豊かな自然に恵まれた地域です。
スキーや登山、ハイキングなどのアクティビティ、温泉、グルメなど楽しみ方はたくさんあります。
ファミリーやグループ、またのんびりカップルで、様々な楽しみ方ができる群馬県に遊びに行きませんか。
火山の恵みの温泉や農作物を満喫してください。