【松尾川温泉 日帰り入浴へ】徳島女ひとり温泉旅① ぬるぬる極上湯を求めて…

旅した日:2025年11月の連休

11月の三連休、今年は曜日の並びがあまり良くなくてシルバーウィークなしな年でしたね。されど三連休!貴重な三連休…。事前に予約を立てていなくて、気づいたときには既に温泉宿の予約は取れず、飛行機や新幹線・レンタカーの予約も間に合わないので、神戸から来るまで行ける範囲で、温泉がついている宿なら、どこでもいいやって探して探しまくって空いていた徳島の温泉旅館。

今回の宿泊先は徳島県の秘境、祖谷温泉…ではなくて、祖谷温泉の近く、30分くらいの場所にある『白地(はくち)温泉 小西旅館』さんを予約。本当は祖谷温泉に泊まりたかったんやけど、流石に連休の前日のしかも夜中だったので空いてませんでした(泣)しゃーなしです。自分が悪いんです。
そんな中で予約が取れた、この小西旅館さん『放浪記』で知られる作家・林芙美子が愛する宿らしいです。ホームページにそんな感じの説明がありました。

そんなこんなで徳島の祖谷周辺の温泉巡りをしつつ、徳島まったり旅をしてきましたよ~!

とりあえず神戸から阪神高速経由で淡路島方面へ。まずは明石海峡大橋を目指します。普段の土日だと神戸から淡路島ってそんなに目立った渋滞もないんやけど、三連休だったので多少渋滞がありましたね。。。

人気のサービスエリア淡路島ハイウェイオアシスを通り過ぎたあたりで、めちゃくちゃ空腹になりました(笑)なぜ?突然?気まぐれなお腹や。

お腹が空きすぎると眠くなって運転に支障が出ちゃうので、淡路島南のサービスエリアで、ランチしました。

淡路島名物の生しらす丼です。淡路島のしらすの旬といわれているのは年に2回あって、春は4~5月の間、秋は9月中旬~11月です。淡路島のしらすは冬は禁漁期間なので、食べてみたい方は秋か春がおすすめです!

めっちゃ美味しく頂き、完食です。ちょっと物足りなかった気がするのは食欲の秋のせいかもしれません…。

サービスエリアで淡路島や徳島のお土産を色々と買い込んで出発!この淡路島コーヒー牛乳は好物なので毎回買っちゃうんよね…フォントめちゃくちゃ渋いのにスウィートな味わいです(笑)

淡路島南のサービスエリアから目指す三好市の温泉までは、まだ1時間40分ほど…神戸の自宅からここまで既に2時間弱。通常だと1時間ちょいくらいなんですが、途中、三連休の渋滞があったので結構かかってしまいました。一人で運転、結構疲れてきました。

淡路島と徳島をつなぐ鳴門大橋を渡って徳島へ上陸~!あいにくの空模様で今にも雨が降ってきそうな天気ですが…元気だしていきましょう!

鳴門市、阿波市を走って三好市へ向かいます。温泉好きさんだと、三好市=祖谷温泉やないかーいって気づく方も多そうですが、その祖谷温泉のある三好市へ向かっています。今回は祖谷温泉には行かないんですね。実は以前から気になっていた松尾川温泉っていう温泉に日帰りしに行きます。徳島の入口の鳴門市からさらに1時間半くらいかかるので、一人で運転だと結構しんどいです。

途中までは結構広い道でこりゃ余裕かなぁ~って、ほけほけしてたら急に徳島の山道の洗礼をくらうので油断大敵です。川沿いの山道、対向車がくるとすれ違いが難しいので、遠くの遠くまで目を凝らして対向車の気配を探りつつのろのろ走行です。たぶん時速20キロくらいで走ってるので後続車がきたら怒られるやつですね(笑)

対向車と何台かすれ違ったものの、無事に松尾川温泉に到着。背後に山を背負う施設の建物が神々しい感じです。

建物の裏手にはきれいな川が流れています。その名も松尾川。わかりやすくて良いネーミングの温泉です。途中の道はすごく狭かったんですが、この松尾川温泉のあるエリアはスコーンと開放感がある広々空間でした!駐車場は広かったんですが、ほぼ満車状態で、こちらの温泉の人気が伺えますね。

松尾川温泉の施設のお隣には、自炊湯治の宿 しらさぎ荘があって宿泊もできるようになっています。宿泊料金はかなり良心的なお値段で1泊4500円で150円の入湯税込、温泉入り放題。ちなみに日帰り温泉の料金は中学生以上が550円なので、10回くらい入れば・・・宿泊すると日帰りのお客さんがいない時間帯に温泉に入れる特権があるので、かなりいいなぁと思いつつ。ちなみに、しらさぎ荘の予約は「じゃらん」とか「楽天」にはなくて、電話から可能です。

三連休のど真ん中、ちょうど14時くらいに到着したんですが、温泉は男湯も女湯もかなりの混雑でした。わたしが到着した時は、まだしていなかったんですが、出るときには男女ともに入場制限がされていて、脱衣所の外でたくさんの人が行列状態だったんやけど、もしかしたら団体さんなのかもしれません。こちらの温泉、浴槽も脱衣所も洗い場も結構こじんまりとしていて、浴槽は5~6人入るとちょっと圧を感じるな程度の広さ。そこに10人以上で浸かっていた感じなんですが、評判通りとにかくぬるぬるの良質泉でした!

松尾川温泉は、四国ではめずらしい源泉かけ流し温泉で、なんと驚異のぺーぱー10.2phの「アルカリ性単純硫黄温泉」。こんなぬるぬるの温泉久々だなぁっていうくらいのぬるぬる具合で静かに感動しました。源泉の温度が低いので加温はしているそうですが、消毒なし、循環なしなのが嬉しいですね。

炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、硫黄泉、3大美肌泉質と呼ばれる美人の湯。この松尾川温泉は炭酸水素塩、硫黄泉、アルカリ性の3つ揃ったトリプル美肌湯なんだって~!お肌ピカピカつるつる担ったような気がします。

松尾川温泉の近くに、賢見温泉という温泉もあってそちらも泉質がよいとの評判なんです。1990年にNTTの審査により泉質日本一と認められてハローページに記載されたんだそうです。タウンページは知ってるけど、ハローページがわからん、、、泉質日本一はどういった部門での一番なのかわからないんですが、口コミとか見てると泉質は松尾川温泉ににてるっぽいです。この賢見温泉も宿泊できるらしいので、今度泊まりがてら湯に浸かってこようかなと思います!

 

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会社をボイコットして小さな車でひとり、日本一周の旅をしました。 温泉が大好きで秘湯や混浴、鄙び宿を中心にひとり温泉旅行に出かけています。海外よりも国内旅行が好きですが、韓国やベトナムには毎年数回行っています。(韓国がグルメと美容目的、ベトナムは普通に好きなだけ)基本的に一人旅をしますが、たまに愛犬の福ちゃんや連れとも出かけます。2025年冬に古民家を購入して自力でDIYで古民家改修。神戸と田舎の2拠点移住、畑仕事や地域行事に勤しみます。