毒沢鉱泉 神乃湯 宿泊記
お正月、ふらりと青春18きっぷの旅に出かけてきました。
神戸から長野まで・・・(めっちゃ暇人や)
諏訪大社にお参りをして今日の宿どうしよう・・と楽天トラベルでたまたま空いていた毒沢鉱泉。
なんだかネーミングが気になるとページを開いたら、秘湯を守る会のお宿だったので予約をして訪問させていただきました。
名前が意味深すぎて・・
毒沢鉱泉 神乃湯さんは、武田信玄の隠し湯秘境温泉です。
なんでこんな怪しげな名前の温泉?と調べてみたら、↓が由来らしいです(諸説あり)
武田信玄が金鉱採掘の際、ケガ人を入れた治癒したと言い伝えられています
その薬水の所在を隠すために「どくさわ」の地名を付けたらしい。ちょっとせこい(笑
武田信玄が金鉱伐採の際、金鉱の場所を隠すため、「どくさわ」の地名を付けたと言われています。
というこで、当たり前ですが、別に温泉成分に毒が含まれているというわけではないようです。
でも、飲泉してみたらめちゃくちゃ微妙な味なんです。
正直まずいんですが、酸味と塩っ気とほんのり甘み?口の中がよくわか欄状態に(笑
胃腸に効果が良いとのこと。
温泉浴場に紙コップが置いてあって自由に飲むことが出来ますが、他の入浴客も一口飲んだ瞬間に微妙な表情で、内心うっしっしと思っていました(笑
温泉は内風呂2つ、1つは熱めの温泉で土気色の独特な温泉。
もう一つはちいさな水風呂で沈殿物が舞っていて、この源泉が飲用できる温泉です。
鉄分を多く含んでいて酸っぱいお湯なので、めちゃくちゃ温まりますが、お肌が・・・
成分強すぎて、乾燥したのかかゆかゆになりました。1週間くらいかゆかゆでした。
泉質が体質に合わなかったのかも。
関節痛や五十肩に効くらしくて熱いお湯と冷泉の交互浴で症状が緩和したっていう人も結構いるそうです。温泉で一緒になった常連のおばあちゃんに教えてもらいました。
お宿自体は古くて、外観がめちゃくちゃ渋いです。
なんとなく松尾芭蕉の庵という言葉が思い浮かんできました。
諏訪大社下社春宮からそんなに距離はないんですが、かなり坂をのぼらなければいけないので徒歩では無理そう。タクシーの運転手さんに行き先を伝えたら、「え!そんな渋いとこ行くんですか!?」ってびっくりされたけど、地元の人はあんまりいかないのかな・・?
夕食がとても凝っていて美味しくて、正直全く期待していなかったので(失礼!)かなり嬉しい驚きでした。お正月料理なのか華やかな雰囲気でほくほくしました。
お部屋は古い館の湯治棟での宿泊。
4畳半の狭いお部屋だったけど、居心地よきでした。
多分今まで泊まった温泉で一番狭い部屋(笑
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毒沢鉱泉 神の湯
信州下諏訪の山里に武田信玄の隠し湯と言われた秘湯をもつ人里離れた一軒宿。
胃腸病や貧血等に◎飲用可
長野県諏訪郡下諏訪町社7083
下諏訪駅から車で10分
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