京都市左京区岡崎東天王町にある岡崎神社は、別名「東天王」ともいわれ、かつて付近一帯が野兎の生息地であったことから、兎が氏神様の神使とされています。
縁結びや夫婦和合、子授けにご利益があるといわれることから、若い女性に人気のパワースポットです。
京都府京都市左京区岡崎東天王町51番地
ウサギ神社として有名!京都の岡崎神社は可愛いがいっぱい。
京都には神社仏閣がたくさんあり、それぞれに魅力があります。
その中で、岡崎神社は規模も小さく、世ほどのウサギ好きや、巳年でもなければ、わざわざその神社だけを目指して行くと言う方は少ないかもしれません。
しかし、京都の主要な神社仏閣を制覇された方や、特徴的な魅力を持つ神社仏閣に参拝して回りたいという方には是非行ってみて欲しい神社です。
岡崎神社がウサギ神社として有名なのには理由があります。
岡崎神社がある場所は、京都の中心部である四条河原町からバスに乗るとバス停を9つ行ったところにあります。
ぴんと来ない方には京都の中心部の騒がしさから少し離れ落ち着きついた住宅地の中にあると言えばイメージがしやすいかと思います。
そのような立地ではありますが、その昔は野ウサギがたくさんいる自然豊かな場所だったそうです。
かつ、ご祭神が縁結びや安産の神様としてお祀りされることが多いスサノオノミコトとクシイナダヒメノミコトとそのお子達だそうで、多産で知られるウサギとの結びつきは強いようです。
これくらいのことではふーんとしか思われない方もいるかと思いますが、岡崎神社は鳥居の下に飾られている提灯は1つに跳ねるウサギ、もう1つには着地するウサギ、鳥居から奥に行くと狛犬ならぬ狛ウサギが各所にあり、どこを見ても可愛いで溢れています。
それどころか授与品にウサギ多しというおまけつきです。
規模の割に長い時間滞在して、ウサギ探しをしくなるという魅力満載な神社となっています。
ちなみに、授与品の中で個人的にお勧めしたいのは、ウサギみくじです。
白とピンクがあります。通常、おみくじは1つ引くのが普通かと思いますが、お耳が立っている白と、お耳が下がり見上げているピンク、どちらも欲しくなること必定です。
まあ、2つ合わせて、1つの運を見ると考えれば、それも良いのではないでしょうか。
巳年の2023年、かくいう私は元日に岡崎神社に行きました。
通常であれば、バスを降りた目の前に神社があるのですが、1つ前のバス停で降りて行列に並んでの参拝となりました。
寒い中、待つこと、待つこと、予想外の展開でした。
しかし、氏子の方々のおかげで、混乱することなく素敵な初詣ができました。
混雑は三が日くらいで、徐々に落ち着いてくるかと思いますので、平安京ができた時からウサギの方角を守ってくれているというこの神社には是非一度は参拝したいものです。
ちなみに、岡崎神社から徒歩で行けるところには平安神宮や、新撰組ゆかりの金戒光明寺などもあります。
平安神宮は京都の観光名所としては定番ですし、 金戒光明寺は新撰組が本陣として利用したことでも有名です。
ウサギに興味はなくても、新撰組に興味がある男子は多いのではないでしょうか。
わざわざ京都にまで来て、岡崎神社一つを見て帰るのはもったいないとお感じになられても、周囲の観光と合わせて観光を考え、現地にすら言ってもらえば、岡崎神社、行って良かったよときっと思っていただけることと思います。
是非一度、行ってみてください。本当に素敵な神社です。