日生町漁業協同組合の魚市場は「五味の市(ごみのいち)」の愛称で親しまれています!
その名の通り売り場にずらりと並んだ鮮魚を前に、漁師のおかみさんたちが威勢のいい掛け声で勧めてくれるのです。
そんな魚とおかみさんの「活きの良さ」に負けちゃって(?)いろいろ買ってしまうのもまた「五味の市」の醍醐味と言えるでしょう!
牡蠣のシーズンになれば漁師さんや、お姉さんたちの牡蠣の販売が始まります!
たくさんお話して、会話も楽しんでみてください!いいことあるかも!?
岡山県備前市日生町日生801-8
五味の市 訪問記
先日岡山県の日生に行って来ました。
まずこの『日生』読めますか?これは中々難易度が高く、はじめて見た人はおそらく読み方に悩むと思います。
正解は『ひなせ』と読みます。
ここ日生は牡蠣が有名な港町です。
牡蠣の旬は11月頃から3月末頃まで。
毎年冬になったらここ日生の牡蠣を食べます。
日生には市場がいくつかあり、新鮮な魚が買えることで有名です。
B級グルメで『カキオコ』もあります。
牡蠣が入ったお好み焼きです。
日生には美味しいカキオコが食べられるお店があり、週末になるといつも行列です。昔ながらの老舗ばかりで雰囲気バッチリ。
グルメ番組にもよく取りあげられています。有名店に行くのならば平日がオススメです。
今回の旅の目的は『殻つきの新鮮な牡蠣を買うこと』です。
朝イチで出発し、目指すは『五味の市(ごみのいち)』。
港に面している市場です。
新鮮な魚、牡蠣がずらりと並びます。
バーベキュー場も横に隣接されていて市場で買った魚介をそこで焼いて食べることもできます。
なんと贅沢なこと!週末は屋台も出ていて大にぎわい。
この日は平日だったのですが牡蠣のシーズンということもあり、お客さんで賑わっていました。
威勢のいいおばちゃんたちが『牡蠣オマケするよ!』と声をかけて来ます。
ちょっとパワーに圧倒されつつも、お目当の殻つき牡蠣を購入。
今夜は蒸し牡蠣です。
見本で置いてあった牡蠣が本当に大きい!
スーパーに売っている牡蠣とは大きさがまるで違います。
わざわざここまで来て良かったです。
五味の市では食べ歩きが出来るグルメもあります。
今回私たちが食べたのは『牡蠣クリームコロッケ』『あさりクリームコロッケ』『カニクリームコロッケ』クリームづくし!
あさりが一番のオススメだそうです。
市場の外にベンチがあったのでそこで頂きました。
どれも濃厚で美味しかったです。
牡蠣あさりカニとクリームのコラボは間違いないですね。
牡蠣ソフトクリームもあるそうですがちょっと挑戦は断念、、牡蠣のフライがソフトクリームにのっているそうです。美味しいのかしら、、。
でも話題になっているので気になる方はぜひトライしてみてください。
無事お目当の牡蠣も買えて、フラフラと売店に寄ったらレモンがたくさん売っていました。
そう!牡蠣にはレモンが欠かせないのです。
買うのを忘れないようにレジ横にたくさん置いてありました。
そこは流石の瀬戸内。
安い瀬戸内レモンが気軽に買えるので嬉しいです。
日生は牡蠣が買えるだけでなく、牡蠣の町ならではの景色も見ることが出来ます。
日生は瀬戸内海に面しているのですがその穏やかな海の特性を生かして牡蠣の養殖を行っています。
その牡蠣の筏が海に浮かんでいる景色がとってもキレイです。
岡山市内から日生に向かう時に利用するブルーラインからもその景色が見れます。
展望台もあります。日生ならではの絶景です。
わざわざ産地に行って美味しいものを買う旅。
旅の思い出もセットで格別に美味しく感じた日生の牡蠣でした。