楽しい安代温泉外湯めぐり
安代温泉は湯田中渋温泉郷にある温泉のひとつ。『あじろ』ではなく『あんだい』と読みます(最初、わたしずっと読み方間違ってた 笑)
安代温泉の泉質は弱アルカリ単純塩泉で、美肌の湯とも言われています。 源泉温度97℃と高温の湯。各旅館のお風呂や共同浴場の湯も熱めです。
渋温泉のすぐお隣りにある温泉で、どこからが渋なのか安代なのか微妙にわかりずらいので、初めて訪れた人は全部渋だ!って勘違いしちゃいそうなちょっと地味な温泉でもあります。(ごめん)
共同浴場は安代温泉街の中に2つありますが、安代温泉の中にある旅館に宿泊しないと利用することができません。(日帰り利用を受け付けていません)
実際に安代温泉を歩いてみると、廃業した旅館が目立ちちょっとさみしい雰囲気。お隣の渋温泉が結構賑わっているのでそのギャップでなおさらさみしくなってしまいます・・・。
廃業して廃墟化している旅館はゆっくりと時の流れの中で朽ちていく感じ。廃業した旅館が朽ちるまま放置されていたりして少し寂しい雰囲気ですが、温泉は最高!
安代大湯
安代大湯は、安代温泉の温泉街に佇む昭和レトロな温泉組合の共同浴場で安代温泉の代表的な外湯。安代温泉組合の旅館の宿泊者は旅館から鍵を借りて入浴することが出来ます。
源泉掛け流し、48度熱い温泉でレトロ感満載の共同浴場。脱衣所にはマットと棚だけがあり、浴室には浴槽とケロリン桶、お湯を薄めるための水道だけのシンプルな造り。風格ある伝統的な湯屋建築が見事で入ってみたいなぁと。この大湯に入りたいがために安代温泉の旅館に宿泊してまいました(笑)わたしと同じような方も結構多そうです。
開花湯
開花湯は、安代温泉温泉街に2つある共同浴場の一つです。代表的な大湯に比べてこじんまりとした印象の共同浴場。「安代大湯」から渋温泉へ向かって数十メートル進んだ左手にある年季の入った渋い面構えの共同浴場・・・そいつが開花湯。
こちらも大湯と同様に安代温泉組合の旅館の宿泊者のみ入浴が可能で、日帰り入浴はできません。源泉掛け流し、48度熱い温泉でレトロ感満載のノスタルジックな共同浴場です。
開花湯はかなり狭めで2~3人入るとキチキチな印象。浴室はタイル張りで四角い浴槽がひとつ+ケロリン桶のザ・共同浴場といったシンプルで機能的な造りです。
壁にある湯口から常にお湯が流れ込んでいて常に新鮮な湯が小さな浴槽に満たされています。いつでも新鮮で熱い湯に浸かることができます。
加水していないと46℃くらいの湯温なのでそのままじゃとてもじゃないけど入れない・・・できれば先客がいて適温にしてある湯に浸かりたいんだなぁこれが。とかじゃどうなことを考えちゃう(特に冬の寒い季節は)