2024年6月中旬~3ヶ月間日本一周の旅に出ます!

日の春旅館

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ゆふいん温泉 「日の春旅館」。由布院観光の中心地にありながら、館内には源泉かけ流しの男女別露天風呂、3つの家族風呂をご用意。季節ごとの美味しいお料理は、お部屋または個室食事処でお楽しみください。湯の坪街道から徒歩0分。

大分県由布市湯布院町川上1082-1

日の春旅館 宿泊記口コミブログ

父の還暦祝いにと、少し奮発して家族で泊まりに行きました。由布院の日の春旅館。大正時代から続く老舗の旅館です。メインストリートの湯の坪街道のすぐ傍ですが、騒がしいことも全くなく、こぢんまりとした外観の旅館でした。郷愁漂うレトロな内装も素敵です。平日に行ったからか、はたまたコロナの影響で偶々空いていたのか、予約内容とは違う最上級のお部屋(露天風呂付き!)に案内されてビックリ。到着して早々、老舗旅館の余裕と格の違いを見せつけられた気分です。

広くゆったりとした和室で、温泉にいつでも入りたい放題だなんて、温泉好きの私にはたまらん最高だ……! と、主役の父を差し置いて大興奮でした。
お部屋の露天風呂の他にもいくつかお風呂があるのですが、日の春旅館さんの目玉は「千人風呂」と呼ばれる開放感あふれる大露天風呂です。脱衣所の扉を開けると、敷居のギリギリ、足もとすぐソコまで温泉が! 見渡す空間全部温泉。衝撃です。今は浅いですが、かつては立って入るお風呂だったそうで、千人入る広さだと言われたことから「千人風呂」と呼ばれているそうです。真冬の露天風呂だからかお湯の温度は高めで妹や母はすぐに値を上げていましたが、由布院らしい優しくサラッとした肌触りのお湯でとても気持ちが良かったです。冬の寒い日にこの解放感で温泉に浸れるなんて、最高以外の言葉がありません。
コロナの影響か、お食事はお部屋ではなく指定の場所へ出向いて食べるスタイルでした。とても繊細なお味で何を食べても口からは「おいしい」しか出てこない……。あまり食べ物には興味がない私ですが、老舗の旅館の味というのはこうも違うのかと痛感しました。特に驚いたのがお醤油です。私は関西在住で、九州への旅行自体が初めてだったのですが、九州特有(?)の甘口のお醤油の美味しさにとても感銘を受けました。このお醤油美味しい……! 

ただでさえ美味しいお刺身がとんでもなく美味くなる……! 翌日、旅館の近くにあった老舗のお醤油屋さんで醤油を買い占めました。調味料の大切さを知った瞬間でした。
また、還暦祝いという事で、旅館の方が父のために例の赤いちゃんちゃんこと帽子を用意してくださいました。父はとても恥ずかしがっていましたが、これがもう、ビックリするほど良く似合う。なるほど、こういうのは日本人に似合うようにできているのね……と爆笑しながら、還暦をお祝いしました。完全に旅館側からのサプライズだったのですが、温かいお心遣いにとても嬉しく思いました。良い思い出になりました。
翌日は旅館周辺を散策。正直なところ、歴史ある定番の観光地ということで、ちょっと古臭い感じかなと舐めていました。「温泉饅頭売ってるんでしょ?」みたいな。とても反省しました。老舗のお店と新しいお店が入り混じって立ち並ぶ湯の坪通りはレトロ且つイマドキのオシャレがいっぱい詰まっていて夢のような場所でした。小さなカフェもたくさんあるし、可愛い手土産屋さんや雑貨屋さんも至る所にあります。歩く距離はそれほど長くはなく平坦で、少し道を逸れると自然広がる池や公園もある。老若男女楽しめるうえに、穏やかで、それなりに人で混雑していても不思議と「騒がしい」という印象にはならない、そんな素敵スポットだったのです。すごいぞ、由布院。これは人気出るわ、由布院。

九州なんて遠いし、こんな贅沢は一生に一度か、くらいの気持ちで臨んだ旅行でしたが、想像以上の満足を得ることが出来ました。こんな素敵な旅はなかなかできない。いつか出世したら、或いは玉の輿に乗ったらもう一度……! そう心に誓う2日間でした。

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