2024年6月中旬~3ヶ月間日本一周の旅に出ます!

太地町 旅行記

旅した日:2022年1月

和歌山ほぼ一周旅行で立ち寄った道の駅「たいじ」でランチを食べました!

道の駅たいじは、和歌山県東牟婁郡太地町にある国道42号の道の駅です。

太地町は捕鯨の歴史を持つため、レストランでは様々な鯨肉料理が提供されています。

道の駅たいじのマークも、海上に顔を出すクジラが描かれているんですよ。

めっちゃかわいい、いるかちゃんのブルーポストがありました。

道の駅たいじのバンドウイルカの郵便ポストは2020年8月にに設置されたんだそうです。

太地町には、くじらをモチーフにしたご当地ポストもあるみたいで、くじらの博物館で見られるんだって!

特製ダレで調理された人気の鯨スタミナ丼と和歌山ラーメンのセット定食を食べました!

和歌山ラーメンは豚骨みが少なくてあっさりしていて食べやすかった!(和歌山ラーメン実はちょっと苦手なわたしですが、これは美味しく頂けました!)

鯨丼は癖があるのかな??と思って挑んでみましたが、レバーのから揚げみたいな食感と特製のたれのおかげで臭みやクセがなくておいしく頂けました。

いるかすき焼き定食っていうのもありました。

和歌山県太地町のイルカ追い込み漁を批判的に描いたアカデミー賞受賞映画「ザ・コーヴ」で何かと騒がしくなった太地町、批判・許容いろんな意見があります。

私個人的な意見はここで述べるのは軽率な気がするので差し控えますが、色々と自分主体で考えることをしてかないといけないのだなと思いました。

目次

太地町くじら博物館

博物館は、捕鯨の歴史や、鯨の生態に関する展示が充実していました。

私自身捕鯨に関して強い主張や意見はないんですが、そんな私でもとても興味深く見学ができました。

なんとクジラに餌やりができます。

レアな体験ができるのに300円というコスパの良さ。

また恐らくベルーガ以外の白いクジラ、白いイルカが見られるのは日本でここだけなんじゃないかなと思います。

くじらと共に -捕鯨のまちを訪ねてー

和歌山県知事からのメッセージ 令和3年4月15日

https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20210415.html

2021年3月21日(日)午前3時30分から午前4時に、BSフジで放送された番組のタイトルです。何百年も前から海と大部分を断崖に囲まれた厳しい生活環境の中で鯨を捕って生きてきた太地町のことを特集しています。他に生きていく術があまりなかったこの町で、歴史上何人かの人々が次々と新しい捕鯨技術を編み出し、町全体で協力して、危険と隣り合わせながら捕獲してきた鯨を、またも町全体で捌いて分け、余すところなく利用することで、町の維持を図ってきた姿や、最近西洋人をはじめ外部の人が乗り込んできて鯨を捕ることは悪だと町の人々を責め立て、時には妨害もされ、辛い思いをしながらそれでも生活のため、鯨捕りを続けざるを得ない状況が描かれていました。一世紀以上前、世界中の海で主として油を採るために鯨を大量に捕獲し、油だけを採って残りは海に捨て、一部の鯨種を絶滅の危機に追い込んだ西洋人の捕獲方法と違って、太地町では地域の生活を守るために必要な鯨だけを捕る一方で、その恵みを神に感謝するために、慰霊碑を建て、手を合わせてきた姿も描かれていました。他の生き物を殺して食べることで我々人間は生きていますが、殺すことが自己目的となり放埒になり、生物の存続を危うくする虞があることも忘れてはなりますまい。ただ、一方、特定の価値観を押しつけて、それに反する生き方に不寛容になるのも、とりわけ、それが度を過ぎるのも考えものであります。番組の中で、私も知らない西洋人で、太地町に住み着いていると紹介された人が「絶滅の危機にまで特定の動物を取り尽くしたら制限をしなければならないが、そうでなければ、何を採ってはいけないとか、誰かが誰かに言うことは間違いだと思う。あの動物は脳が発達しているとかいうことは関係ない。」と述べていたことが印象的でした。

しかしながら、太地町はイルカの追い込み漁なども含めて、今も鯨を捕って生計を立てていますから、油を採る必要がなくなった途端に鯨を捕るなという考えに変わった、主として西洋人の人々の攻撃の対象になってきました。ひと頃「THE COVE」という短編の記録映画が話題になってからは、ひと際その傾向が強まりました。もっと公平に報じてみようという色々な角度からこの問題に光を当てた映画も作られましたが(八木景子監督の「Behind“THE COVE”~捕鯨問題の謎に迫る~」、佐々木芽生監督の「おクジラさま~ふたつの正義の物語~」)、それで攻撃的な行動が無くなるわけではありませんでした。カエサルも慨嘆したように「人は自分の見たいと思うものだけを見るのだ。」ということかもしれません。攻撃は段々とエスカレートして、大声で批難をするのに留まらず、出漁しようとする漁師さんの車の通行妨害をしたり、入江の網を破壊したりするに至りました。言論の自由は守られなければならないとしても、犯罪行為を見逃すわけにはいかないと、2013年から警察と海上保安庁に現地に人を貼り付けて犯罪行為を取り締まってもらうようにしました。

そのかいがあってか、最近は、最も強硬な行動に及んでいたシーシェパードが撤退宣言を出して、太地町に来なくなりました。直接的行動をして、センセーショナルな映像を撮ってそれを流して動物愛護に熱心なスポンサーから資金を集めるという図式が、佐々木正明さんのお書きになった「恐怖の環境テロリスト」(新潮新書)という本に赤裸々に語られていましたが、今回撤退したことと、警察の取り締まりによって乱暴なことが出来なくなり、アピールが出来なくなったということと関係があったのでしょうか。

しかし、その後も鯨やイルカを殺さないでという意見は、国外からも国内からも寄せられています。意見は意見として拝聴はしないといけないのですが、私がその中でどうかなあと思うものが2つあります。

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この記事を書いた人

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