クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマンによるインスタレーション「最後の教室」
旧東川小学校を舞台に、「人間の不在」を表現したフランスの作家クリスチャン・ボルタンスキーとジャン・カルマンによる大地の芸術祭のアート作品を見に行ってきました。
闇の中に響く鼓動のような音や、点滅する電球など廃校全部を使った壮大な作品です。初めて見たのは数年前・・・
初めて見たときは廃校の不気味さや怖さ、暗くて目が見えない恐怖、夏のむんと蒸れた草の匂いの体育館・・ぞわぞわっとする感覚がしたのを覚えています。
体育館の扉を開けると真っ暗で、足を進めるのが怖いほど・・・目が慣れるまでは抜き足差し足でゆるりゆるりと歩を進めます。
お腹にずんとくる心臓の鼓動の大音量や、壁にかかった無数の真っ黒な額縁、棺のようなクリアケース・・ひらひらとビニールカーテンが揺れる。
写真にとっては見たけど、ぜんぜん伝わらないと思うので現地に行ってみてください!