北海道命名之地
エコミュージアムおさしまの近くにある『北海道命名之地』にも立ち寄り。40号線の大通りから狭い山道のような道路を進んだ先にあります。
駐車スペースも4~5台ほどありますが、誰もおらず。しかもクマ注意の看板もあり、一人で心細くてちゃっちゃと見学。
「北海道」の名付け親は、幕末の探検家 松浦武四郎さん。その基となる「北加伊道」は、音威子府村で生まれたんだって!
この碑のすぐ近くには天塩川が流れていてBBQした跡らしき痕跡があったので、地元の人はここで水遊びしてるんかな??

「北海道」を名付けたのは誰?
「北海道」という名前を考案したのは、幕末の探検家 松浦武四郎(まつうら たけしろう) さん。蝦夷地(えぞち)と呼ばれていたこの地を何度も探検し、アイヌの人々とも深く関わりながら、新しい名前として「北加伊道(ほっかいどう)」を提案しました。
「加伊(カイ)」とは、アイヌ語で「この地に生きる人々=人間」という意味があり、武四郎はアイヌの文化や言葉へのリスペクトを込めてこの文字を選んだんです。
その案が政府に採用され、1869年(明治2年)に「北海道」という地名が正式に誕生しました。
なぜ音威子府村が命名の地?
武四郎が「北加伊道」の名を思いついたのは、まさにこの音威子府(おといねっぷ)の地を訪れていた時だと言われています。
彼は当時、天塩川を遡りながら、アイヌの人々の暮らしや言語、風土を観察していて、この地でそのインスピレーションを得たのだとか。
この記念碑は、そんな「北海道の名前が生まれた地」として、歴史的にもとても貴重な場所なんです。
現地の注意点!
記念碑周辺は熊出没注意エリア。山道を少し入ったところにあるので、訪れる際は必ず日中に、複数人での行動がオススメです。駐車スペースも狭めなので、停め方にもご注意を。





