和田山から山東へ抜ける「宝珠峠」の途中、標高約144メートルの尾根の先端に位置する茶すり山古墳は、5世紀前葉の大型円墳です。
円墳としては奈良県富雄丸山古墳よりも大きく、近畿地方最大規模を有しています。
斜面には葺石が見られますが多くは流出しています。
また、墳頂部には二つの埋葬施設があり、大型の第1主体部とこれより小さい第2主体部が並んでいます。
調査の結果、墳丘の規模や中心主体の内容がほぼ判明し、中央政権(ヤマト政権)と強く結びついた首長の墓であることが確認されています。
兵庫県朝来市和田山町筒江
播但連絡道路「和田山IC」または北近畿豊岡自動車道「山東IC」から約5分、JR山陰線「梁瀬駅」からタクシーで約10分
*無料駐車場有(5台)
播但連絡道路「和田山IC」または北近畿豊岡自動車道「山東IC」から約5分、JR山陰線「梁瀬駅」からタクシーで約10分
*無料駐車場有(5台)