旅した日:2023年4月
兵庫県朝来市生野町にある黒川温泉に行ってまいりました。この温泉、兵庫の秘湯と言われています。
黒川温泉って聞くと熊本の有名な温泉を思い出しちゃいますが、兵庫も負けません!笑 (え、一体何に・・・笑)
こちらの温泉、温泉施設の隣の大明寺の花園から湧き出たというありがたいお湯なんです。
泉質は炭酸水素イオンを大量に含むアルカリ性単純温泉でお肌がしっとりすべすべになる「美人の湯」。
さらにありがたや・・・・
ロケーションもすごくて、眼前に黒川ダムが迫る田園の中にポツンとあるんですが、黒川ダムが想像以上に大きくて、ゴジラやウルトラマンが目の前に来たらこのくらいの大きさなのかなと非日常な風景すぎて・・笑
なんでこの黒川温泉が秘湯なんだろう。
もちろんお湯の良さトゥルトゥルでもうめっちゃよすぎる良質温泉だし、ロケーションも大迫力な感じだし、お湯の由来もお寺っていうありがたいお湯なんですが、個人的にここマジで秘湯、って思ったのが、温泉にたどり着くまでの道のり。
生野銀山方向から温泉へのルートのドライブは全く苦労しなかったんですが、帰り福知山方面への国道429号線がすれ違い困難な山の酷道すぎて泣きそうになりながら帰りました(笑)
だから秘湯なのか・・・と後悔すでに遅し、すれ違えない道で対向車が来た時のあの絶望感ときたら、びでぶーってケンシロウにやられた時の気分。
お湯はほんとうに良質。あの酷道を通らなくてよいならリピートしたいくらい。
温泉はトロッとした感じで、お肌がすべすべするいいお湯。
温度も丁度いい感じで長湯できてほっこりできます。
内風呂と露天風呂と小さなお風呂ですが、浴場も脱衣場もきれいで清潔感がありました。施設の方の目がよく届いてるなぁと。
黒川温泉♨️ダムハヤシライス。
ダムカレーかと思いきやの意表のハヤシライス(笑)
季節に応じて春のダムハヤシ、夏の、秋の、冬の…と変わるそうです。
今回は可愛らしい春のダムハヤシです。
食堂のお母さんたちお手製の黒川おでんとノンアルビールを頂きながら食事ができるのを待ってたんですが、このおでんウマー!
おでんとご飯だけでも全然いけちゃう。
ボタン鍋はおひとり様用のものをメニューに用意してくださっているので、ツーリングのお兄さんとか一人旅の方に人気みたいでした。
ごはんメニューがかなり豊富なので、食事&温泉セットで楽しむのがおすすめです。
周辺には観光スポットもいろいろあって、個人的におすすめなのが「生野銀山」と「青倉神社」温泉からめっちゃ近い。
地味っぽいけど意外と見ごたえあるスポットです。
竹田城はちょっと遠く温泉地から1時間くらいかかっちゃいます。
泉質の良さとご飯のおいしさと施設の方のアットホームな雰囲気がめちゃくちゃよくてもう一度行きたいんですが、やはりネックは酷道429号。
兵庫の秘湯 黒川温泉 美人の湯
兵庫県朝来市生野町黒川457-1
播但連絡道生野ランプから車で30分
休業:水 (但、祝日は営業)
営業:5月~9月 11:00~20:00 受付19:00
営業:10月~4月 11:00~19:00 受付18:30
酷道429号
現在は各所で整備工事が進められており、岡山県では旭バイパス(久米郡美咲町)の整備区間を除き、整備がほぼ完了している。
しかし、志引峠を越えた兵庫県側では未整備区間が数多く残っており、峠越え区間で兵庫県の国道にしては珍しい「大型車通行困難」という道路標識が見受けられ、さらに冬季通行止め区間も存在する。
朝来 – 福知山間は、朝来市・丹波市境にある青垣峠(生野峠)、丹波市・福知山市境にある榎峠と峠越えが2つある区間で、いずれもすれ違い困難な1車線の隘路があり、特に榎峠越えは大型車が通行できない4か所のヘアピンカーブが兵庫県側にある。