新選組の近藤勇の墓がある『天寧寺』
応永28年(1422年)、傑堂禅師が会津に到来し、11代目の芦名盛信が創立した天寧寺。
この寺はかつて、会津曹洞宗の僧録司として、33の末寺と12の寺院を統括していました。
しかし、伊達氏の侵攻によって焼失し、現在では芦名氏の菩提寺としての名残は本堂の礎石にわずかに残るのみです。
天寧寺の裏手の墓地には、新選組の近藤勇の墓があります。
土方歳三が彼の遺髪などを所持しており、会津戦争の際にここに仮埋葬したと言われています。
毎年4月25日の近藤勇の命日には、墓前祭が行われます。
さらに、天寧寺には、松平容保が京都守護職に就いていた時期の国家老であり、戊辰戦争の責任を負って明治2年に切腹した萱野権兵衛と、その次男郡長正の墓もあります。
福島県会津若松市東山町 天寧寺
車:磐越自動車道会津若松ICから車約30分
電車:JR磐越西線会津若松駅からまちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ 奴郎ヶ前徒歩約15分
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