パワースポットと評判の戸隠神社に行ってきました!(1)
旅した日:2015年10月
10年くらい前に一度行ったきりご無沙汰な戸隠神社に行ってきました。
今回は長野の渋温泉(千と千尋の神隠しのモデルになった金具屋旅館があるトコ!)へ滞在するついでに、ちょっと足を延ばして戸隠方面へ。
10年前に戸隠神社に行ったときは初夏。
空気がすごく澄んでいる感じで気持ちの良いところだなとか、戸隠神社 奥社の山門の威厳がすごいなとか、とにかくすごいを連発していたような気がします(笑)
久々の里帰りみたいな気持ちでちょっと胸がきゅんとします。
今回は助手席にくま。
いつもの鹿は移動するときに足が折れたり、耳がもげたりと悲惨でかわいそうなので衝撃に強そうなこいつにしました。
戸隠神社にお参りする前に腹ごしらえ。
戸隠といえば、戸隠蕎麦!ということで、そば打ち体験もできるという「そば博物館 とんくるりん」に立ち寄りました。
ちょうど新そばの時期でナイスです。
うまいそばが食べたいんです。
ということで、限定の戸隠産そば粉使用の二八そば。
残り2食という、これまたナイスなタイミングでした。
普通のそばメニューのほかにも、そばがきやそば団子、そばゼリーなんかがありました。
やっぱり長野の蕎麦が私は好きかも。
関西にも出雲とか出石なんかはお蕎麦有名だけど、もっさりしているというか、ちょっと重いのよね。
そば玉。
新そばができたよ~という合図らしいです。粋ですね!
戸隠神社は1つの神社ではなくて、奥社・九頭龍社・中社・火之御子社・宝光社の5社を総じて戸隠神社と呼びます。
この5社は少し離れたところに点在しているので、歩いて回ると結構大変かもしれません。車かバスを利用する人が多いようです。
まずは一番賑やかなエリアにあって開けた印象の「中社」にお参り。
中社は学業成就・家内安全のご利益があるそうです。
推定樹齢700年の御神木です。
700年ってすごい・・
後醍醐天皇らへんかな?とか無知な日本史の知識を絞り出しても全然想像がつかない。
つかなすぎる。
戸隠神社にはおもしろいおみくじがあります。
普通に木の棒でガラガラーって引くものではなくて、神主さんに現在の自分の年齢と性別を伝えて、引く?というか引いてもらう?おみくじ。
①神主さんに現在の年齢を伝える
②神主さん、おもむろに暖簾のかかった奥のスペースへ移動
③なにやら唱えながらガラガラやってる
④紙を渡される
⑤300円を神主さんにお渡しする
という流れ。めっちゃ信ぴょう性あるっぽい!!
書いてある文章は難しいので、じっくり読まないと理解が出来ませんでした。
奥社の大鳥居。ここから約2キロくらい歩いていくと、奥社と九頭龍社があります。
途中坂道やでこぼこ道があるのでちょっとした登山のような感じ。
だけど冷たいピーンとした空気の中、汗をかきながら歩くのはとても気持ちがいいんです。
イメージ的にはマイナスイオンが降り注いでいる感じ(見えないけど)
小雨が降る生憎の天気でしたが、それがまた幻想的な雰囲気。
大鳥居から20分くらいで赤い漆塗りの随神門に到着。
藁ぶきの屋根から植物が生えている佇まい、一番最初に見たときはすごく感動しました。
2回目見てもやっぱり感動しました。
きっと3回目に見ても感動すると思う。
小雨がさらに細かい粒になって、霧の戸隠。
戸隠神社の起こりは遠い神世の昔、「天の岩戸」が飛来し、現在の姿になったといわれる戸隠山を中心に発達たそうです。
祭神は、「天の岩戸開きの神事」に功績のあった神々をお祀りしているとのこと。
1本1本の樹が気になって仕方がない。
急な階段を上って足元が悪い坂道を乗り越えて、なんとか奥社に到着。
中社に比べるとこじんまりとした社ですが、2キロの悪路を頑張って歩いてきた分、ありがたみがあるような・・
奥社は開運・心願成就のご利益があるそうです。
奥社にも中社と同じおみくじがありました。
奥社のお隣にある九頭竜神社は改修中でした。
水の神、雨乞いの神、虫歯の神、縁結の神さまが祭られているそうです。
虫歯の神様ってどんな?
夕方5時前でこの薄暗さ。やっぱり冬は日が落ちるのが早いです。
霧も深くなってきて、すこしこわい雰囲気。
パワースポットと評判の戸隠神社に行ってきました!(2)に続く・・。
鷹明亭 辻旅館
戸隠は今でも屋根の厚い旧宿坊の家並が残る標高1200mの高原。当館も古くは宿坊であり戸隠の歴史と土地柄をふまえた蕎麦会席は好評。