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なんだかゾワゾワする『尾去沢鉱山』
史跡 尾去沢鉱山は、秋田県鹿角市にある尾去沢鉱山跡を利用したテーマパークです。
1982年に前身のマインランド尾去沢としてオープンし、2008年4月より「史跡 尾去沢鉱山」に改称してリニューアルオープンしました。
尾去沢鉱山とキリシタン
鉱山にたくさんの隠れキリシタンがいたといいます。
慶長17年(1612年)幕府は、キリスト教を禁じ弾圧にのりだします。これにより西国より多くの信者が難を逃れ、「隠れキリシタン」としてこの地の鉱山での 潜伏生活を送ります。
注意深く見てみると、岩に十字架が刻まれてたりも・・・!
最初は山法を守っている限り安全であった鉱山での生活も、次第にその取締りが厳しくなり、寛永20年(1643年)白根金山では多くの信者が捕らえられ処刑されたと伝えられています。
尾去沢鉱山鉱さいダム決壊事故
昭和11年11月20日、尾去沢鉱山で選鉱した後の鉱さいが堆積する中沢ダムが決壊しました。
下流の鉱山町がヘドロ状の鉱さいにのみ込まれ、362人が死亡、258戸が流失する大惨事に。12月にも再び鉱さいが流れ12人が亡くなりました。
地元の寺には供養の観音堂と地蔵堂が建てられています。
秋田県鹿角市尾去沢字獅子沢13-5
JR花輪線 鹿角花輪駅から車約10分
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