十六羅漢岩 は、山形県飽海郡遊佐町にある22体の磨崖仏の総称です。
地元の吹浦海禅寺の21代寛海和尚が、仏教の隆盛と衆生の救済、事故死した漁師の供養と海上安全を願って、1864年から5年の年月をかけ、1868年に完成させました。
水産庁による「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選出されています。
眺望台には歌碑や句碑がありすばらしい夕日や飛島が望まれる名所です。
毎年7月下旬には、十六羅漢まつりが開催され十六羅漢岩の前で海上安全祈願式典が行われます。
また、この時期にあわせて夜間はライトアップが行われます。
山形県飽海郡遊佐町吹浦字西楯
・JR…羽越本線「吹浦駅」から車で5分
・車 …山形自動車道「酒田みなとIC」から、国道7号線秋田方面へ20分