「元伊勢内宮 皇大神社」は、三重県の伊勢神宮が現在地に鎮座する以前に天照大神の神鏡が祀られたと伝えられる、格式高い神社です。
この神社は、第10代崇神天皇の時代に大和地方から移され、その後全国を転々とした後、54年後に伊勢神宮に正式に鎮座されたことから「元伊勢宮」とも呼ばれています。
特徴的な「茅葺神明造」の建築様式と、全国で2か所しか例のない黒木の鳥居があります。本殿の両側には脇宮2社が祀られ、80余りの小宮が周囲に並んでいます。また、一願成就の神体山「日室ヶ岳」の遙拝所もあります。
周辺には五十鈴川、宮川、真名井ノ池、宇治橋、猿田彦神社など、伊勢神宮にまつわる名称が多く存在し、古来の神社の佇まいを今に伝えています。福知山市に位置するこの神社は、その歴史的重要性と美しい自然環境で知られています。
元伊勢内宮 皇大神社はレイライン上にある!?
日本の神秘的なパワースポットとして知られる元伊勢内宮 皇大神社。この神聖な場所は、ただの美しい神社以上の意味を持っています。なんと、この神社は伝説的な「レイライン」上に位置していると言われています。レイラインとは、地球上の聖地や神秘的な場所を結ぶとされる直線上のエネルギーパスのこと。夏至の日には、神社から見える日室岳に太陽が沈む様子が、レイライン上の重要な天文学的整列として注目されています。この自然の光景は、神社が持つ霊的な力を象徴し、多くの参拝者やスピリチュアルな探求者を惹きつけています。
京都丹後鉄道宮福線「大江山口内宮」駅下車、徒歩15分