知林ヶ島は、鹿児島湾=錦江湾に浮かぶ美しい無人島です。
指宿市街地の北東、田良岬より約800m沖合に浮かぶ周囲3kmの無人島です。干潮時には砂州が現れ、大潮の際は干潮時間が長いため歩いて渡ることのできる神秘的な島です。昔は老松が茂り、夜、この付近を通過する帆船の船乗りは、風に揺れる松林の音を頼りに航行したことから「知林ヶ島」の名が付いたといわれています。3月から10月の間、大潮や中潮の干潮時に砂の道(砂州)が出現し、島に渡ることができます。
知林ヶ島に行ったら帰れない?
知林ヶ島と指宿の陸地側は「ちりりんロード」と呼ばれる砂の道で繋がっていますが、砂の道が出現するのは、3〜10月の中潮もしくは大潮の干潮の時間帯だけです。
出現時間は日によって1〜6時間とまちまち・・・。時間を忘れてしまうと砂の道が消えて帰れなくなってしまいますので要注意。
でも大丈夫!安心してください!ちりりんロードが消えかかりそうな時は、観光スタッフからアナウンスが入ります。
過去には故意に島に残ろうとし、このアナウンスを無視して島に居座ったとんでもな方もいらっしゃったそうですが、良い子のみなさんはやめましょう(笑
鹿児島県指宿市西方
JR指宿駅から約15分