北炭の社章が当時を思い起こされる
1899年(明治32年)、事業拡張により手狭になった手宮工場の分工場として岩見沢製作所が設置されました。
この製作所は、鍛冶場、機械場、仕立場、施盤場などを徐々に増築し、車両の組み立てや機械の制作・修理に当たりました。
岩見沢製作所の設置当初に建設されたものと考えられます。
製作所は1915年(大正4年)に廃止されましたが、1945年(昭和20年)にはレールセンターの前身である岩見沢材修場が開設され、現在も北海道旅客鉄道(株)が使用しています。
建物の壁面には、北炭の社章(コバルト色の円の中に赤い星)が残っており、当時の名残を感じさせます。
北海道岩見沢市3丁目
札幌から車で約1時間
JR:約30分
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