日本三景の一つ「松島湾」は、松島町、七ヶ浜町、利府町、塩竈市、東松島市にまたがる、仙台湾の支湾です。
大昔、松島湾は丘陵地でしたが、地殻変動による地盤沈下で海水が流れこみ、山頂部だけが海面に取り残され、「島」となりました。
国土地理院地図によると、名称のある島は144、無名の島は98あるとされています。
島の多くは凝灰岩や砂岩など、浸食にもろい岩質であるため、海面から近い部分は灰白色の岩肌をみせています。
島上部には松などが植生し、白、緑、青の見事なコントラストが、古今東西人々を魅了し続けています。