山下清・放浪美術館-天才・山下清の繊細な貼絵に心ふるえる♡
諏訪大社本宮の近くにある放浪美術館にも行ってみました。
放浪美術館では「放浪の天才画家」山下清が放浪中お世話になった方々へお礼に残した作品を中心に、貼絵、ペン画、絵付け陶磁器など180余点を常設展示しています。
外から見ると骨董品屋さん?な雰囲気を醸し出しています。
実際に美術館に併設されているお店ではもの凄い数の古物品が売られていて、古銭や切手、なぞの民族衣装やちょっと怖い仮面なんかもあり、山下清の作品と同じくらい興味深く店内を見て回っちゃった。

廃業した旅館で使われていたような豪華なお皿なんかもすごく安い値段で売られていました。わたしはアサヒビール、サントリー、キリンのコップを買いました(笑)これでおうちで居酒屋さん気分が楽しめます。
山下清といえば、昔テラビドラマで裸の大将、やってましたね。
白のタンクトップとおにぎり、坊主頭なイメージしかなかったんですが、こんなに繊細で優しい作品を作っていたんだと一つ一つのちぎり絵に没頭しちゃった。
可愛いイラストも書いていてキュンキュンする作品も多いので女性は見てほしい!共感してくれるはず!
人物や幽霊、動物は作品を見る位置を変更しても、ずっと目が合ってる感じがするのが不思議でトリックアートみたい。
館内は撮影禁止なのですが実物見てみないとこの迫力は伝わらないのかもなと思いました。
山下清・放浪美術館とは?
山下清(やました・きよし)は、“放浪の天才画家”として知られた昭和のアウトサイダーアーティスト。知的障害がありながらも、全国を放浪しながら各地の風景や人々を独特な貼絵(ちぎり絵)やペン画で描き続けた人物です。
「山下清・放浪美術館」は、そんな山下清が放浪中にお世話になった方々に贈った作品を中心に、貼絵やペン画、絵付け陶器など180点以上を展示する私設の美術館です。作品の多くには、旅の中で出会った風景・人・感情が詰まっており、観る人の心を温かく揺さぶります。
特に有名なのは、緻密な貼絵による花火や田園風景の作品群。繊細な紙の色と質感の使い分けは、まるでひと筆一筆の絵画のような完成度。観覧者の動きによって視線がついてくるように見える人物や動物など、トリックアートのような面白さも魅力です。
美術館の1階には、膨大な数の古物を扱うアンティーク店も併設されており、古銭や切手、食器、衣装、民芸品など、まるで宝探しのような感覚で店内を歩くのも楽しいひととき。
昭和の郷愁と自由な魂が詰まったこの空間は、芸術に詳しくなくても“何かを感じられる”場所。ドラマ『裸の大将』で山下清を知っている人にも、まったく知らなかった人にも、強く印象に残るはずです。
所在地:長野県諏訪市中洲神宮寺坂下11222-6
アクセス:中央道「諏訪IC」から車で約15分/諏訪大社本宮から車で約5分
開館時間:10:00〜17:00(不定休)
入館料:大人700円、小中学生500円(変更の場合あり)
備考:館内撮影禁止/1階にアンティークショップ併設あり(入館料不要)





