伝統的家屋には、現在も人々の暮らしが息づいている
前沢集落は、平成23年6月に「南会津町前沢」として国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
家屋(主屋)は、茅葺屋根でその構造から直家とL字型の中門造(曲家)に分類され、中門造が多くを占めています。
中門造は、かつて家族同様に大切にされてきた農耕馬と人が一緒に生活する構造となっており、妻面には、明かり取りの窓、梁と貫の木組み、前包の彫刻、狐格子など意匠性の高い造りとなっています。
集落内には、中門造り(曲家)13棟を含む伝統的家屋が20棟あります。
伝統的家屋には、現在も人々の暮らしが息づいており、日本の原風景を今に残しています。
福島県南会津郡南会津町前沢
車:東北自動車道西那須野塩原ICから車で約90分
電車:会津鬼怒川線会津高原尾瀬口駅からバス約30分
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