北前船の歴史を残す国指定重要文化財
岩瀬の大町通りにある森家(国指定重要文化財)は、日本海で活躍した北前船の廻船問屋。
館長の名調子とともに楽しく見学することができます。
行きも帰りも荷を載せて「倍倍」に儲かることから、地元では北前船のことをバイ船と呼びます。
往復で儲かるので「のこぎり商売」ともいわれ財をなしました。
この東岩瀬港では幕末から明治にかけてが最盛期で、この森家も1878年に建築されたものです。
屋久杉の板戸、能登産黒松のはり、土間には小豆島産の巨大な1枚岩など、全国各地の材料を使った贅沢なつくりとなっています。
主屋であるオイの間の吹抜けの木組み、土蔵のこて絵など見どころ満載です。
富山県富山市東岩瀬町108