西光寺は、奈良時代の天平勝宝8年(756年)に創建されたと伝えられています。かつては、高雄にある神護寺の末寺として栄え、長い歴史を持つ寺院です。この寺院は、毎年8月16日に奉納される六斎念仏踊りで知られており、この踊りは京都府の無形民俗文化財に指定されています。六斎念仏踊りは、地域の伝統と文化を今に伝える重要な行事の一つです。
また、西光寺には丹波の名彫物師、中井権次によって作られた龍の欄間があり、その見事な彫刻は訪れる人々を魅了してやみません。中井権次の手による龍の欄間は、西光寺の見どころの一つとして、その技術の高さと美しさを今に伝えています。
京都府南丹市八木町美里
JR嵯峨野線「吉富」駅下車、徒歩15分
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