源光庵は、京都市北区鷹峯北鷹峯町に位置する曹洞宗の寺院で、山号は鷹峰山です。正式名称は「鷹峰山寶樹林源光庵」とされています。また、別称として「復古禅林」とも呼ばれています。本尊は釈迦如来です。
この寺院の本堂には、「悟りの窓」と呼ばれる丸窓と、「迷いの窓」という名の角窓があります。これらの窓は、それぞれ悟りと迷いという対照的なテーマを象徴しています。
悟りの窓からは、円満で穏やかな気持ちを感じることができ、迷いの窓からは複雑な心情や煩悩に苦しむ姿が表現されています。これらの窓は、修行や瞑想を通じて心の平静を求める人々にとって、重要な象徴となっています。
ちょっと怖い血天井
本堂の天井は、伏見桃山城の遺構です。慶長5年7月(1600年)、徳川家康の忠臣・居彦右衛門元忠とその党1800人が石田三成の軍勢と交戦し、討死した際の恨みの跡です。残る380余人が自刃して果てたとされています。
京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47