尾小屋鉱山は、日本有数の銅山として知られています。古くは天和2(1682)年に採掘されていた記録があり、明治10年代から本格的な採掘が行われまました。
昭和30年代頃をピークに発展し、年間2,000トンを超える粗銅を生産しましたが、昭和46(1971)年閉山しました。
資料館は、尾小屋鉱山の貴重な産業遺産と文化を後世に伝えるため、昭和59(1984)年開館し、坑道を利用した長さ553メートルのマインロードが平成4(1992)年にオープンしました。
資料館とマインロードには、尾小屋鉱山で使われていた道具、図面や写真などの史料、鉱石などを保存展示しており、尾小屋鉱山について楽しみながら学べます。
石川県小松市尾小屋町1−1