天台宗・東北大本山。
山号を関山(かんざん)といい、慈覚大師を開山とします。
12世紀のはじめ、奥州藤原氏の初代清衡公が多宝塔や二階大堂など多くの堂塔を造営しました。
その趣旨は前九年役・後三年役という長い戦乱で亡くなった人々の霊をなぐさめ、仏国土を建築するものでした。
14世紀に惜しくも堂塔は焼失しましたが、いまなお金色堂はじめ3000余点の国宝や重要文化財を伝える平安美術の宝庫です。
岩手県西磐井郡平泉町平泉字衣関202
東北自動車道平泉前沢ICより車で約5分
料金=大人800円、高校生500円、中学生300円、小学生200円
金色堂・讃衡蔵共通拝観券