建勲神社は、明治2年(1869年)に明治天皇の御下命により創建された神社で、織田信長公を祀っています。
明治8年(1875年)には別格官幣社に列せられ、京都の船岡山に社地を与えられました。
その後、明治13年(1880年)には新たに社殿を建て、御嫡子である織田信忠卿を配祀しました。さらに、明治43年(1910年)には山麓から山上へ社殿を移建し、現在の形となっています。
船岡山は、平安京造営の際に北の基点とされる小高い丘であり、建勲神社の境内からは比叡山や大文字山(如意ヶ嶽)などの東山三十六峰の景色を楽しむことができます。
正式には「たけいさおじんじゃ」といいますが、一般的には「けんくんじんじゃ」や「けんくんさん」と親しまれています。
京都府京都市北区紫野北舟岡町49