グンゼ記念館

グンゼ博物苑・グンゼ記念館

「グンゼ博物苑・グンゼ記念館」は、大正時代の建物を改装した施設で、日本建築学会によって保存指定されています。この施設は、経済産業省による「近代化産業遺産群33」にも認定されており、100年以上の歴史を持つグンゼの過去と現在を紹介しています。あやべグンゼスクエア内には、「あやべ特産館」や「綾部バラ園」も併設されています。

繊維メーカーであるグンゼは、養蚕が盛んだった綾部市に創業し、創業者の波多野鶴吉が地元の振興を目的に会社を設立しました。創業当時から海外への生糸輸出を行い、急速に業績を拡大しました。博物苑は「創業」「現代」「未来」の三つの蔵で構成されており、グンゼの歴史、現在の活動、そして未来への展望を紹介しています。記念館では、グンゼの創業時の様子や歴史、経営理念などの資料が展示されています。