日本有数の長さを誇る吊り橋として知られる谷瀬の吊り橋は、奈良県十津川村の上野地と谷瀬を結ぶ生活道路として架けられた橋です。
全長は約297メートル、高さはおよそ54メートル。現在も人が歩いて渡ることができる吊り橋としては、日本でも屈指の規模を誇ります。
周囲には切り立った深い山々が連なり、眼下には清流・十津川(熊野川)が流れています。
視界を遮るものがほとんどなく、橋の上からは十津川村の雄大な自然を一望できる、まさに絶景のロケーションです。
吊り橋は鉄線で支えられており、歩くたびにゆっくりと揺れます。
その揺れは決して危険なものではありませんが、足元から伝わる感覚は想像以上にスリリング。
まるで空中を散歩しているかのような感覚を味わえるのが、この橋ならではの魅力です。
もともとは、川を渡るための生活用の橋として造られた谷瀬の吊り橋ですが、その迫力ある景観と体験性から、現在では十津川村を代表する観光スポットとして多くの人が訪れています。

自然の中で味わうスリルと開放感、そして十津川村の雄大な景色。
谷瀬の吊り橋は、ただ眺めるだけでなく「実際に渡って体感することで価値が完成する」場所だといえるでしょう。
奈良県吉野郡十津川村上野地65番地2
大和八木駅からバスで180分
上野地から徒歩で3分
大和八木駅からバスで180分
上野地から徒歩で3分





