万葉時代、「布勢の水海(ふせのみずうみ)」という大きな湖が広がり、万葉の歌人、大伴家持が越中の国守として現在の高岡市伏木に滞在していた当時、たびたび訪れて遊覧しました。
その際詠んだ歌が多数残されており、歴史ロマンを秘めた地です。 その名残がここ十二町潟です。
また、オニバスの発生地としても広く知られており、国の天然記念物に指定されています。
十二町潟水郷公園は、この潟の貴重な歴史性と自然資源を生かして、建設省のアーバンエコロジーパーク(自然生態観察公園)の指定を受け、都市公園として整備されました。
特に「いこいの広場」周辺には、国内の公園では、ここだけでしか見ることができないであろう「石の花」や「フラワータワー」「霧の花噴水」などシンボリックでユニークな施設が配置されています。
富山県氷見市十二町