勝山城跡

約300年の歴史を持つ

勝山城は、鬼怒川を見下ろす崖端城として鎌倉時代末期に氏家氏によって築かれ、慶長二年(1597年)に廃城となるまで約300年の歴史を持ちます。

現在の塩谷町から芳賀町まで広がる氏家郡24郷の支配拠点で、宇都宮氏の北辺を守る重要な役割も果たしていました。南北朝期から戦国期にかけては芳賀駿河守が城主となり、改修を行い堅固な設備が整えられました。本丸は東西80メートル、南北70メートルの方形で、周囲には高さ3~5メートルの土塁と7~8メートルの堀があります。大手(正面入口)には橋が架けられ、大手北側の櫓台には横矢掛けの構造があります。南西部の搦め手(裏側入口)も土塁を利用した横掛けの施設と橋が備えられています。

栃木県さくら市氏家1297

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会社をボイコットして小さな車でひとり、日本一周の旅をしました。 温泉が大好きで秘湯や混浴、鄙び宿を中心にひとり温泉旅行に出かけています。海外よりも国内旅行が好きですが、韓国やベトナムには毎年数回行っています。(韓国がグルメと美容目的、ベトナムは普通に好きなだけ)基本的に一人旅をしますが、たまに愛犬の福ちゃんや連れとも出かけます。2025年冬に古民家を購入して自力でDIYで古民家改修。神戸と田舎の2拠点移住、畑仕事や地域行事に勤しみます。