笠置寺




笠置寺は奈良時代に創建され、その歴史は東大寺のお水取りの起源とも言われるほど古い。

伝承によると、笠置山で鹿狩りを楽しんでいた天武天皇の皇子が、進退窮まった状況で巨岩の上に立ち、仏に祈りを捧げて難を逃れたとされます。

その際、巨岩に弥勒菩薩を刻むことを願い、天人によって彫刻されたとされる本尊が笠置寺の始まりとなりました。

平安時代末期には弥勀信仰の聖地として栄えましたが、元弘の乱で一度は消失。現在見られる建造物はその後、再興されたり修復されたりしたものです。

京都府相楽郡笠置町笠置笠置山
JR関西本線「笠置」駅下車、徒歩45分
夏期 8時30分~17時
冬期 9時~16時

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会社をボイコットして小さな車でひとり、日本一周の旅をしました。 温泉が大好きで秘湯や混浴、鄙び宿を中心にひとり温泉旅行に出かけています。海外よりも国内旅行が好きですが、韓国やベトナムには毎年数回行っています。(韓国がグルメと美容目的、ベトナムは普通に好きなだけ)基本的に一人旅をしますが、たまに愛犬の福ちゃんや連れとも出かけます。2025年冬に古民家を購入して自力でDIYで古民家改修。神戸と田舎の2拠点移住、畑仕事や地域行事に勤しみます。