龍が飛ぶほど強い風が吹く!

風の岬、龍飛崎。本当に風が強い!被っている帽子がふっとびそうになるし、履いていたロングスカートもすごい勢いで捲りあげられるし、想像以上野風の強さでびっくり。晴れていて天気がいいのにこんなに風強いなら、台風の日とか低気圧とかどんだけの強風なんやろか。

津軽海峡冬景色の歌謡碑。赤いボタンを押すと爆音でさゆり姐さんの歌声が響きます。風が強いから爆音じゃないと聞こえんぞっていう意気込みを感じる大音量(笑)

あまり良く見えないけど、遠くには北海道が見える?

ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと
見知らぬ人が 指をさす
息でくもる窓のガラス ふいてみたけど
はるかにかすみ 見えるだけ
さよならあなた 私は帰ります
風の音が胸をゆする 泣けとばかりに
ああ 津軽海峡冬景色
悲しいとかさみしいとか直接的な感情表現が一切ない歌詞なのに、歌詞に出てくる女性の感情をビンビンと感じる素晴らしい歌詞。阿久悠先生、天才や。
龍飛崎
年間を通して強風が吹く地帯として知られる龍飛崎。
龍飛崎という地名も、龍が飛ぶほど強い風が吹くからともいわれています。
その突端には龍飛埼灯台が立ち、北には津軽海峡を隔てて北海道の山並み、南には裏龍飛海岸や小泊・権現崎などが一望できます。
また、龍飛岬観光案内所・龍飛館の前には、太宰治文学碑があり、太宰治の小説『津軽』の一節「ここは本州の袋小路」と刻まれています。
竜飛崎?竜飛岬?違いはあるの?
正式には竜飛が正確な表記らしい。
しかし公的な表記でも龍飛になっていたり、竜飛になっていたりと特に決まりはないようです。
「竜飛岬」という表記は、津軽海峡冬景色という演歌歌謡の中だけで使われており、竜飛崎や龍飛崎の表記の方が普通です。
青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜