岩船寺は、京都府木津川市加茂町岩船に位置する真言律宗の寺院で、山号は高雄山、本尊は阿弥陀如来です。
開山は行基と伝えられており、アジサイの名所としても知られています。
加茂町南部、かつて「小田原」と呼ばれた南当尾一帯は、仏教文化が花開いた地域です。
岩船寺は、その中でも平安時代を代表する寺院の一つとされています。
伝承によると、行基が鳴川に阿弥陀堂を建立したことが岩船寺の始まりとされ、弘安2年(1279年)には鳴川山寺の東禅院潅頂堂を岩船に移し、弘安8年(1285年)に供養したとされていますが、詳細は不明です
(『岩船寺縁起』より)。
本尊の阿弥陀如来像は、10世紀を代表する仏像として知られ、三重塔は室町時代の中世後期の代表作とも言われ、重要文化財に指定されています。
岩船寺(がんせんじ)
木津川市加茂町岩船上ノ門43
拝観時間:※8:30~17:00(12月~2月は9:00~16:00)
駐車場 あり(有料)
木津川市加茂町岩船上ノ門43
拝観時間:※8:30~17:00(12月~2月は9:00~16:00)
駐車場 あり(有料)