コツコツ貯めていたマイルを利用して、夏の三連休に家族旅行をすることになりました。
長らく旅行に行かない間に息子も3歳になり、1人分の座席料金が発生しまいます。
なるべく本州ではない場所に行きたいけど沖縄に行くには少しマイルが足りず、それなら九州あたりだろうと夫婦で話し合い、鹿児島か大分に絞り込みました。
鹿児島の指宿には泊まった事があり、砂風呂体験を家族でしようよ!と提案しましたがあえなく却下…。
桜島が噴火したら怖いからと、なんともビビリな発言をした主人を冷ややかな目で見つつ、行き先は大分に決定。
別府か湯布院かで迷いましたが、空港から公共の交通機関を使うのであれば、どちらも同じくらいの移動時間。
ついでに海でも遊びたいと思い、私は別府を推しました。
しかし、またしても主人が『湯布院の方が響きが素敵』などと言い出し、どうせなら別府と湯布院一泊ずつ泊まってみようということになりました。
行き先が決まった時点ですでに出発まで1週間を切っていて、空いている旅館を探すのに苦労しましたが、運良く梅園旅館を押さえることができました。
(コロナ第七波に突入したころで、直前キャンセルが出たのかもしれません。)
梅園は口コミを見ても良い評価ばかりだったのと、フリードリンクにアルコールも含まれていることで私のテンションは上がり、こちらに2泊すれば良かったと若干後悔しましたが、子供は海で遊ぶのを楽しみにしているようなので、スケジュールは変更せずに、梅園への1泊を満喫することにしました。
午後便で大分に到着し、高速バスを利用し湯布院へ。
連休初日でしたが全く渋滞せず、予定時刻よりも早く到着する事が出来ました。
湯布院のバスを降りた後はプラプラと散策し、お土産屋さんをひやかしながら旅館に到着。
旅行サイトで見た写真の通り、風情ある外観とピカピカに掃除されたロビーで気持ち良くチェックイン出来ました。
お部屋もとても広くて畳が気持ちよく、主人は早速昼寝。
窓から見る由布岳の景色も美しく、湯布院にして良かったと心から思いました。
1人で露天風呂を楽しみたかったのですが風呂好きの息子が一緒に行くと言うので、夕暮れの由布岳を眺めつつ2人でお風呂に浸かりました。
露天風呂の温度は適温で、長く入っていても疲れなく、しっかり掃除もしてありました。
露天風呂特有の岩のヌル付きが苦手なのですが、気にならなかったです。
夕食は会席で目にも美しく、ボリュームもあり大満足でした。
楽しみにしていた豊後牛もいただき(あまりの美味しさに、この旅行期間に3回食べました。)本当に大満足。
ゆっくりお酒も楽しみたかったのですが、普段食べない美味しい食事に満たされたのか、早々に寝落ちしてしまいました。
翌朝は早起きして家族で庭を散策。
東京では見られない真っ黒なトンボや、大量のセミの抜け殻を集めて息子は嬉しそうでした。
朝食もとても美味しくいただきました。
景色も美しく温泉も食事も素晴らしい、完璧な旅館でした。