天神地区の屋台街はおよそ60店が並ぶ福岡のメジャーな屋台街です。
アクセスに便利な都会のど真ん中で食べる料理は、屋台独特の温かい雰囲気でおいしさも倍増!
中州の屋台は観光客向けのお店が大印象ですが、天神屋台は地元の方も多く利用しており、価格も中州よりも安い印象です!
天神屋台 放浪記
10月の末、大学のゼミの実習が福岡県周辺であり、全日程が終了した後時間があったので、足を延ばして博多の天神屋台に行ってきました。
自分は中洲川端の方には以前行ったことがあったのですが、インターネットで調べてみると「天神の方が地元密着型で店主や常連さんとの会話が楽しめる」ということだったので、今回は天神に行ってみようとなりました。
博多駅から地下鉄で西鉄天神駅に向かい、いざ降り立ってみるとビルが並ぶ繁華街が広がっていました。
「屋台なんてあるのかな?」と一瞬疑ってしまいましたが、フラフラ歩いているとポツポツと屋台の姿が!
なんだか嬉しくなってしまいました。
到着した時間が少し早かったので、また準備中のお店が多かったのですが、お店の方から声をかけていただいて一軒目に入ることが出来ました。
一軒目は「ばらかもん」さんです。
注文したのはジンジャーハイと鶏皮、ハツなどの焼き鳥を数本。
目の前で焼いてくれる様子を見ながらお酒を楽しむことが出来るのも屋台の醍醐味だと思います。
待つこと数分、焼き鳥が完成しました。
炭火で焼いているからか少し黒っぽい色をしていました。
さっそく食べてみると、、、美味しい!
塩で注文したのですが、素材の味が引き立って噛めば噛むほど味が出てきます。
触感もいい感じで五感で楽しむことが出来ました。
二軒目は「白龍」さんです。
ここは50年以上の歴史を持つ屋台だと店主の方に教えて頂きました。
ここではラーメンと餃子を注文。
待っている間、お隣に座っていた男性お2人と会話が弾みます。
こうして屋台での交流を経験出来て嬉しかったです。
ちなみにこのお2人とは翌日の飛行機の便が同じで、福岡空港で再会しました!
会話を楽しんでいるとラーメンが到着しました。
まず見た目がすごく美味しそうで食欲を誘います。
豚骨味ですがまったくしつこくなく、また麺の硬さも程よく、とても美味しく頂きました。
スープも全て飲み干してしまうほどの勢いで食べました。
次にこのお店の名物である焼き餃子が到着しました。
ここでは注文を受けてから作り始めるそうで、焼き立ての餃子を頂くことができます。
皮はパリパリで、中はジューシーなこの餃子、2人前を1人で食べてしまうほど美味しかったです。
料理を食べていると、サラリーマンの方々が団体でいらっしゃいました。
近くで会議があったそうなのですが、お話を聞いているともう何十年もこの屋台に通っている常連の方達でした。
かつての天神の様子などを話してくれて、ビールまでご馳走になってしまいました。
出会いに感謝ですね。
最後に「あほたれーの」さんに訪れました。
ここはカクテルが豊富な洋風のお店で、女性の方も多く入っていました。
ここではピーチウーロン、明太卵焼き、おでん(大根・こんにゃく・牛すじ)を注文。
待っている間もお客さんの入れ替わりが激しく、人気さが伺えます。この日は少し肌寒かったので、温かいおでんが体に染みわたりました。
明太卵焼きもとても美味しく、あっという間に食べ終わってしまいました。
時間はあったので中洲の方でも一軒行きたかったのですが、ものすごい混雑で諦めました。
今回3軒屋台をはしごしましたが、どのお店もとても美味しく、また店主の方やお客さんとの交流も楽しむことが出来て非常に楽しかったです。
まだまだ行きたかったお店はあるので、また福岡に訪れた時は天神に飲みに行きたいと思います。