京都の山間に位置する静かなお寺、龍穏寺は、園部市中心部から園部川沿いに約5km遡った農村地帯にあります。普段は訪れる人も少なく静かなこのお寺ですが、紅葉のシーズンにはその美しさが京都はもちろん、全国から多くのカメラマンを惹きつけます。
例年の紅葉の見頃
11月上旬から11月下旬にかけて、境内や参道に植えられた20本以上のモミジやイチョウが、鮮やかに色づきます。この時期には、その息をのむような景色を求めて多くの観光客が訪れます。
読み方についての注意
龍穏寺の読み方には「りょうおんじ」と「りゅうおんじ」の2つがあり、どちらが正しいかははっきりしていません。曹洞宗公式寺院ポータルサイトでは「りょうおんじ」と表記されている一方で、曹洞宗近畿管区強化センターでは「りゅうおんじ」とされています。このため、訪れる際には両方の読み方を知っておくと良いでしょう。
このように、歴史と自然の美しさが共存する龍穏寺は、紅葉の季節には特に見逃せないスポットです。静寂に包まれた境内で、季節の移ろいを感じながら心の平穏を見つけることができるでしょう。
京都府南丹市園部町仁江
JR嵯峨野線「園部」駅から京阪京都交通バス(園篠線)で「仁江」下車、徒歩5分
JR嵯峨野線「園部」駅から京阪京都交通バス(園篠線)で「仁江」下車、徒歩5分