円山公園は1886年(明治19年)に開設された京都市内で最も古い公園です。
八坂神社の東側、東山を背にして約86,600平方メートルの広さがあり、回遊式の日本庭園が中心となっています。
公園内には料亭や茶店も点在し、四季を通じて趣のある景観を楽しむことができます。また、京都で最も有名な桜の名所の一つとされ、花見の時期には「祇園の夜桜」として知られ、見る価値がある美しい光景が広がります!
円山公園の中心には「祇園の夜桜」として知られる名高い桜があります。この桜の正式名称は「一重白彼岸枝垂桜(ひとえしろひがんしだれざくら)」で、現在見られる木は二代目にあたります。
初代の枝垂れ桜は、根回り4メートル、高さ12メートル、樹齢200年以上で、昭和13年に天然記念物に指定されましたが、昭和22年に枯死しました。現在の桜は、昭和3年に15代佐野藤右衛門氏が初代の桜から種子を採取し、畑で育てたものです。
京都府京都市東山区円山町他