石川県金沢駅より約1時間、加賀の贅を尽くした様々なおもてなしに寛ぐ宿。渓流露天や貸切風呂、露天風呂付客室などで天然温泉を満喫いただけます。
石川県加賀市山中温泉東町1丁目ホ14-3
吉祥やまなかとかがり吉祥亭の違いは?
吉祥やまなかと、かがり吉祥亭の違いと言えば、温泉が大きく違うと言えます!
かがり吉祥亭の方がより絶景の露天風呂が楽しめます。
吉祥やまなかの宿泊者はかがり吉祥亭の温泉利用ができますが、かがり吉祥亭の宿泊者は吉祥やまなかの大浴場を利用できないという違いもあります。
吉祥やまなか 宿泊記口コミブログ
私の家族は約数年前から毎年真冬、主に十一月から十二月の終わり辺りの何処かの期間で二泊三日程度の家族旅行へ車で出掛けます。
大体何時頃くらいから家族旅行が毎年恒例化していったのかと言いますと強いて言うならば五、六年前からです。特に五、六年前以降は毎年様々な県の人気のある旅館やホテルのある有名観光地を転々と回っていましたが、ふと五年前に訪れた北陸地方の石川県の加賀市にある[やまなか吉祥]と言う旅館に泊まってからはもう他の観光ホテルや民宿、旅館などには絶対に戻れないという位に実に素晴らしい最高ランクの料理とサービス、気遣い温かなおもてなしの数々に古き日本の情緒や心遣いを感じました。
このやまなかを教えて貰ったきっかけはほんの些細な出来事から始まりました。何時もの様に毎年恒例化した旅行プランを練る為に何時も地元でお世話になっている旅行会社で色々調べて貰っていた時に親しくなった旅行会社の方が「まだ行きたい場所が決まっていないのなら、この吉祥やまなか亭はどうですか?本当に料理も接客、おもてなしサービスも実に素晴らしくて私の勤める旅行会社の社員旅行もここ数年間やまなかばかりですし近くには石川県で有名なあやとり橋や風情ある城下町もありますし非常にお勧めですよ」と言われて、旅行会社の方の親切な教えを無下にする訳にも行かず半信半疑で気分が乗らないままこのやまなか吉祥を二泊三日予約しました。
しかし今現在ではこんな素晴らしい宿を教えてくれたあの旅行会社の人には本当に感謝しています。
この旅館は全国でも何店舗か姉妹店のある「祝いの宿」とも呼ばれており一人一泊でもそれなりにお値段は張りますが、けれどそれを差し引いても軍を抜いたレベルの日本の四季を連想させる美しい装飾美の繊細な和食、実に気持ちの良い女将さんや旅館の方々の優しい笑顔、言葉遣い接客、サービス、部屋の綺麗さにウエルカムサービス、日本らしい情緒ある木造りの広く心地良い静けさ香る天然温泉の露天風呂と内風呂、季節に合わせた様々な行事やイベント、盛大な竹林の庭園を歩ける散歩コース、雅な色気を含んだ妖艶な芸者さん達の美しい舞い踊りの時間や、大きな大広間にある広い足湯に浸かりながら見る美しい景色
やまなかの玄関が空いた時に香る心落ち着くお香の匂いに、金箔とカラフルなあられが浮いた梅昆布茶の美味しさにもう思い出しただけでもまた行きたくなるくらい素晴らしいです。
特に午後三時までに旅館に入るとウエルカムサービスでプロの料理人が目の前で熱々のフレンチトーストを鉄板の上で焼いてくれて(ステンレスの蓋までして丁寧に焼き上げてくれて)そのフレンチトーストに石川県産の蜂蜜かバターかチョコかドライフルーツを自分好みで好きなだけ持って食べれたり、夕飯には私達家族は蟹食べ放題コース+和食コースだったので、当日取れた石川県産の大きな蟹一杯が一人分配られこれでもかと言わんばかりの蟹を贅沢に使った蟹グラタンや蟹ドリア、フレンチ料理風になった蟹をまたプロの料理人の方が熱々の鉄板テーブルを使い目の前で焼いてくれて、そしてサイドの和食の数々も実に繊細な味付けを一個一個施されていて見た目も華やかで視覚的にもお腹的にも大満足の一言につきました。特に湯葉豆腐や新鮮で口の中で一瞬でとろける刺し身の数々には暫く言葉を失いました。
それに多種多様の和柄の美しい浴衣選び放題なのも気分が上がりましたし、枕の中身を十種類ほどある中から選べるのも本当に素晴らしいおもてなしだと感じました。兎に角言い出したらきりが無いくらいに良い事尽くしの素晴らしい旅館です、そして欠点はありませんが強いて言えば北陸新幹線が開通してから宿泊値段が少し高くなったのが残念ですが今でも変わらず私達家族の中では一番の旅館です、きっとこれからも。