襖絵が変化する!?JRのCMでも使われた枝垂れ桜が魅力
毘沙門堂は、京都市山科区に位置する天台宗の寺院で、山号は護法山、正式名称は護法山安国院出雲寺です。
本尊は毘沙門天で、天台宗京都五門跡の一つとしても知られています。
この寺院は、大宝3年に出雲路に創建され、寛文5年に山科に移転しました。
朱色の本殿や、御所から移築された宸殿などが、山中に静かにたたずむ姿が印象的です。
また、動くと絵が変化して見える襖絵や、心字の裏文字を模した回遊式庭園「晩翠園」でも知られています。
春には枝垂れ桜が美しく咲き誇り、秋には勅使門に続く階段が紅葉で彩られたトンネルとなり、訪れる人々を魅了します。
この枝垂れ桜はJRのCMでも使われた枝垂れ桜なんです!山科駅から20分、春の桜の季節だと桜並木の中を歩いて行くことができますよ。
毘沙門堂のご利益は?
仏教において、毘沙門天は法を守護する神として、北方を守る重要な役割を担っています。日本では七福神の一員であり、四天王の一人として「多聞天」とも呼ばれ、親しまれています。その勇ましい姿は、勝負運の向上だけでなく、商売繁盛、金運、福徳など多方面でのご利益をもたらすとされています。
京都府京都市山科区安朱稲荷山町18