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鹿児島の穴場観光を探すならモーレツ女子旅部

鹿児島の穴場観光

鹿児島の穴場観光・面白い場所から絶景パワースポットを紹介~モーレツ女子旅部

モーレツ女子旅部による鹿児島旅行ブログ・おすすめ観光スポット・温泉・秘湯など写真盛りだくさんで紹介しています!鹿児島旅行に行く前にチェックしてみてね!

鹿児島旅ブログ

鹿児島旅行ブログ

モーレツ女子旅部による鹿児島旅行ブログ!鹿児島の温泉(秘湯や混浴)おすすめ観光スポットの旅行記です。

鹿児島の観光スポット

中薩摩エリア

鹿児島市・日置市・いちき串木野市・三島村・十島村など中薩摩エリアの観光情報まとめ。中薩摩の観光モデルコース、おしゃれなデートコース、子供と楽しめるスポット、パワースポット情報も盛りだくさんでご紹介中です。

霧島・姶良エリア

霧島市・伊佐市・姶良市・湧水町など霧島・姶良エリアの観光情報まとめ。霧島・姶良エリアの観光モデルコース、おしゃれなデートコース、子供と楽しめるスポット、パワースポット情報も盛りだくさんでご紹介中です。

北薩摩エリア

阿久根市・出水市・薩摩川内市・さつま町・長島町など北薩エリアの観光情報まとめ。北薩摩の観光モデルコース、おしゃれなデートコース、子供と楽しめるスポット、パワースポット情報も盛りだくさんでご紹介中です。

大隅エリア

鹿屋市・垂水市・曽於市・志布志市・大崎町・東串良町・錦江町・南大隅町・肝付町エリアの観光情報。鹿児島・大隅半島の観光モデルコース、おしゃれなデートコース、子供と楽しめるスポット、パワースポット情報も盛りだくさんでご紹介中です。

南薩摩エリア

枕崎市・指宿市・南さつま市・南九州市エリアの観光情報。南薩摩エリアの観光モデルコース、おしゃれなデートコース、子供と楽しめるスポット、パワースポット情報も盛りだくさんでご紹介中です

与論島

与論島の観光モデルコース、おしゃれなデートコース、子供と楽しめるスポット、パワースポット情報も盛りだくさんでご紹介中です。家族旅行や一人旅にもおすすめのインスタ映え満載の情報を掲載中!

沖永良部島

アドベンチャー感覚の洞窟探検が人気奄美群島の南西部に位置する隆起サンゴ礁の島。島内には300を超す鍾乳洞がありケイビングの体験ツアーも人気。家族旅行や一人旅にもおすすめのインスタ映え満載の情報を掲載中!

徳之島

奄美大島から南西に約100km、フェリーでの移動なら約3時間で到着する徳之島は、奄美群島の中でも独特の文化とがはぐくまれてきた地です。世界自然遺産の島でエネルギーチャージ!

喜界島

世界自然遺産の奄美大島から飛行機で約15分の近さで、透明度が高く美しい海が魅力的な喜界島。水曜どうでしょうで大泉さんがリヤカーで一周した小さな島です。

奄美大島

奄美大島は海外リゾートのように美しい海と亜熱帯の植物が生い茂る原始林が広がる美しい島。日本の離島の中で佐渡島に次いで2番目の大きさです。「東洋のガラパゴス」と呼ばれており豊かな自然が魅力

種子島

日本最大の宇宙ロケット発射場があることで有名な種子島は、豊かな自然や歴史スポット、伝統が多く残る風光明媚な島です。歴史と近未来を体感できる唯一無二のスポット。

屋久島

まるでもののけ姫の世界!巨木の原生林や、多様な動植物など、豊かな自然が魅力の屋久島。島の約20%が世界自然遺産に登録されています。世界遺産屋久島トレッキングは観光客に人気のアクティビティ!

鹿児島県のおすすめ観光

鹿児島県は九州の最も南にある県で、九州のほか屋久島や奄美大島などの群島が続いています。
かつては飛行機のほかには寝台列車を利用する方法がありましたが、2011年に九州新幹線が全線開通してからは非常にアクセスの便が良くなりました。

鹿児島の名前の由来は神話由来のものがいくつかあり、古くから存在した地名です。鹿児島県の形は見た目が人の足のようにふたつの半島があり、西が薩摩半島で東が大隅半島といいます。ふたつの半島の間は錦江湾(きんこうわん)と呼ばれ、その奥にあたる股の部分にもみえるところには活火山の桜島が噴煙を上げています。

かつて鹿児島県は薩摩国、大隅国にわかれており、さらに古代の120年間ほどの間は屋久島、種子島などの島々には多禰国(たねのくに)がありました。やがて大隅国と併合します。

鎌倉時代以降は主に島津氏が領主としてこの地を治め、戦国時代には九州の大多数を支配する大大名となったことがあります。江戸時代には薩摩藩となり、初期には琉球王国に侵攻し支配下におさめました。

奄美群島は元々琉球・沖縄の文化圏にあり、江戸時代の前までは琉球王国の一部でした。江戸時代に薩摩藩の支配下になったのち、明治時代以降に沖縄と分離して鹿児島県の一部になりました。

そんな鹿児島県は大きく七つの地域に分けられます。それぞれの地域ごとにどんな鹿児島旅行でのおすすめ観光が楽しめるのか紹介していきましょう。

北薩摩エリア

鹿児島県の北西を北薩摩エリアと呼びます。出水(いずみ)市、阿久根(あくね)市、薩摩川内(さつませんだい)市などがこのエリアになります。鹿児島の奥座敷と呼ばれるエリアで、海は東シナ海に面しており、ツルの越冬地や竹林でも有名です。

ツルといえば北国のイメージがありますが、越冬地として出水市まで飛来します。出水市は熊本県に接したところで旧暦の8月1日の深夜に不知火(しらぬい)と呼ばれる現象があることで、不知火海とも呼ばれる八代海(やつしろかい)に面しています。

ツルが飛来するのは出水平野の水田地帯で、例年10月から翌年の3月ごろまで1万羽のツルがバイカル湖やアムール川方面から越冬するといわれており、飛来地域の245.3ヘクタールがが国の特別天然記念物に指定されています。現地には鹿児島旅行おすすめ観光としてツルの様子が一望できる展望所があります。

出水市は薩摩藩の北に位置するために、出水麓(いずみふもと)と呼ばれる丸石を積んだ石垣と垣根で構成されている武家屋敷群があります。ここは薩摩藩の防衛拠点としての役割がありました。

出水市の南に面した阿久根市は、天草諸島の最南で、唯一鹿児島県に入っている長島と陸続きです。間には万葉集にも登場する難所・黒之瀬戸(くろのせと)があります。この瀬戸をまたぐように両者は黒之瀬戸大橋で結ばれています。長島はいくつもの島で構成された列島で、阿久根市と陸続きになっている長島本島をはじめ伊唐島(いからじま)や諸浦島(しょうらじま)、化石パークのある沖合の獅子島に至るまですべて鹿児島県です。

阿久根はもともと「英袮」という字でしたが、室町時代の1451年に島津薩州家初代の島津用久(しまづもちふさ)が現在の字にしたと伝わっています。阿久根の東シナ海に面した海岸沿いには母子の形に似ていることからさまざまな伝承が残る人形岩と名付けられた奇岩や牛之浜景勝地があり、夕日が美しいスポットとして有名です。

また阿久根市内にはかつて京都・大阪方面から鹿児島まで走っていた「寝台特急なは」の車両を使った宿泊施設などがあります。また8年おきの旧暦7月28日に開催される神舞(かんめ)は、300年続く神楽の一種で、鹿児島県指定無形文化財。こちらも鹿児島旅行にはおすすめ観光となります。

薩摩川内市にはラムサール条約に登録された火山湖、藺牟田池(いむたいけ)があり、大正時代まではイグサの産地として知られていました。市内の内陸部にはいくつもの滝があり、その中でも長野滝(ながののたき)は2018年の大河ドラマ「西郷どん」のロケ地としても名が知れています。

内陸にあるさつま町は町としては鹿児島県で最も人口が多く、複数の温泉と1987年に廃止された旧国鉄宮之城線に関する記念館があるので、鉄道ファンが目の離せないスポットです。

霧島・姶良(あいら)エリア

鹿児島県の北東に位置するのが霧島・姶良エリアです。

このエリアには霧島市、伊佐市、姶良市などが含まれます。

鹿児島市に次ぐ人口がある霧島市は北側に霧島連山、南側に錦江湾がある地域で、古代から大隅国と呼ばれていました。かつて大和朝廷から隼人(はやと)と呼ばれた人が住んでいます。

宮崎県と接する霧島連山は、日本神話の天孫降臨の舞台でもあり、高千穂河原や天孫降臨神籬斎場(てんそんこうりんひもろぎさいじょう)など神話時代の痕跡が残るスポットが点在しています。

この霧島連山のふもとにある霧島神宮は、天孫降臨をしたとされるニニギを祀っている神社で、創建は6世紀の欽明天皇の時代にさかのぼります。鹿児島旅行にはぜひ行ってほしいおすすめ観光地です。

霧島神宮は南九州最大の神社といわれていますが、もうひとつ錦江湾の近く、隼人駅のすぐ近くにある鹿児島神宮も江戸時代まで大隅正八幡宮と呼ばれ、南九州最大級の神社といわれています。鹿児島神宮は1000年以上もの歴史があり、かつては外国からの陶磁器などが集まっており、実際に発掘されることもよくあります。

さらに錦江湾の海岸沿いにはかつて島津義久が豊臣秀吉からの攻撃を受けた後に住んだとされる富隈城(とみくまじょう)跡がありました。今は石垣だけがのこっていますが、かつては義久が整えた街が栄え、琉球へ向かう船が航行しました。

霧島市と鹿児島市の間にある姶良市も錦江湾に面した町で、現在は鹿児島市のベッドタウンとして発展しています。ここには日本の滝百選に選ばれている龍門滝や日露戦争を記念して作られ現存が珍しい山田の凱旋門、樹齢1500年の大クスや日本で初めて鉄砲が実践に使われた山城の岩剣城(いわつるぎじょう)などがあります。

鹿児島県最北にあり、熊本県と接している伊佐市には滝の幅が210メートルの広さを持ち、豊臣秀吉が島津攻めの帰路に景観を楽しんだとされる曾木の滝があり、これは東洋のナイヤガラとの異名を持ちます。滝の近くには曽木発電所遺構があります。

このほか、姶良市と伊佐市に挟まれた湧水町(ゆうすういちょう)は、名前の通り湧水が有名な町です。丸池は霧島連山に降った雨が35年かけて出てくる湧水で、毎日5万9000トンもの水が湧き出ています。

湧水町にはそれ以外にも疎水百選に選ばれている筒羽野疏水(つつはのそすい)や日本棚田百選に選ばれている幸田の棚田、標高700メートルの高原地帯に2000年に開園した霧島アートの森があり、鹿児島旅行の おすすめ観光となっています。

中薩摩エリア

錦江湾の西側にある薩摩半島の北側に位置するエリアで、県庁所在地のある鹿児島市をはじめ日置(ひおき)市、いちき串木野市が該当します。鹿児島県のおすすめ観光でも玄関口に位置するエリアで、錦江湾の真ん中にある活火山、桜島の勇壮な姿が市街のどこからも見られます。

姶良(あいら)カルデラの南に位置している桜島は、2.9万年前の巨大噴火が起こってから3000年後にできたといわれており、日本の火山の中では新しい部類に入ります。過去の噴火の記録は大変多く、現在進行形で噴火活動が続いております。もともとは独立した島でしたが、大正時代の噴火により大隅半島と陸続きになりました。

また桜島とはフェリーでつながっている鹿児島市の中心部を語る場合は、島津氏の存在を避けることができません。もともとは現在の出水市近くに拠点を持っていた島津氏は、南北朝時代に鹿児島市に拠点を移してから明治になる約500年もの間、鹿児島市内を拠点に支配していました。

島津氏は戦国時代には九州のほとんどを支配し、幕末には雄藩として討幕運動に参加、明治時代には鹿児島出身の有能な政治家を多く輩出しました。そのため鹿児島市内には島津氏や明治の政治家に関する史跡が数多くあります。鹿児島旅行 にはぜひ訪れてほしいおすすめ観光地です。

中でも西郷隆盛が西南戦争の最後の激戦地となった城山公園からは鹿児島市内や桜島が一望できます。また2020年には鶴丸城御楼門が国内最大級の城門として復元されました。また県庁所在地ということもありグルメスポットも多く、南九州最大とされる繁華街天文館や朝市があります。

鹿児島市街に接している錦江湾では様々なイベントが開催されており、特に8月下旬のかごしま錦江湾サマーナイト大花火大会は、鹿児島市の夏の風物詩として夜空を彩ります。

鹿児島市の西隣にある日置市は、鹿児島市のベッドタウンとして発展していますが、南薩摩エリアとつながっている東シナ海に面した吹上浜が有名で、日本三大砂丘にも指定されています。砂丘の全長は47キロメートルもあり、海が西側にあるため晴れた日は夕日のスポットになっています。

さらに鹿児島の特産・薩摩焼とのかかわりも深い地域。薩摩藩主向けの御用窯があり、ここで焼かれた陶器は色が白いことから白薩摩(白もん)と呼ばれています。対照的に大衆向けの薩摩焼を黒薩摩(黒もん)といいます。白黒片方の薩摩焼買うあるいは両方かうなど鹿児島旅行のおすすめ観光土産にも最適です。

いちき串木野市はかつて金山と遠洋マグロ漁業が栄えた街で薩摩金山蔵と呼ばれるテーマーパークがあり、観光用の坑道が整備されトロッコ列車が走っています。毎年4月下旬に串木野漁協で串木野マグロフェスティバルが開催されています。

南薩摩エリア

錦江湾の西側にある薩摩半島の南側が南薩摩エリアで、枕崎(まくらざき)市、指宿(いぶすき)市、南さつま市、南九州市が該当します。特に西側は東シナ海に面した地域で美しい海岸線が魅力です。

東側には鹿児島から指宿、枕崎まで鉄道(指宿枕崎線)があり、移動に大変便利。対して西側は現在鉄道路線はありませんが、かつて1984年までは伊集院から枕崎まで南薩線と呼ばれる鉄道がありました。

南薩摩地域は基本的に火山地帯で火山が多く、有名なのが鹿児島から錦江湾を南下したところにある指宿温泉です。特に天然砂むし温泉が有名です。これは砂に寝ころがり、発汗などの温浴効果をもたらせるもの。旅の疲れも癒せるでしょう。鹿児島旅行で疲れたらぜひ体験したおすすめ観光スポットです。

もちろん普通の温泉もあり、指宿市内の泉源は1000ヵ所以上あって、1日当たり12万トンもの総湧出量があり、南九州では最大で、かつては東洋のハワイとの異名を持っていました。泉質は塩化物泉(ナトリウム)であり、美人の湯としても人気があります。

指宿はウナギの生産でも有名で、現在は専門の養殖池を使っていますが、かつては市の西にある直径1.3キロメートル、深さ56メートルある火口湖で多くのウナギが採れといわれており、そのため鰻池と名前がつきました。

鰻池の西横にあるのが池田湖です。九州最大のカルデラ湖で約5700年前に誕生しました。池田湖にはイッシーと名付けられた巨大生物が生息しているとのうわさがあり、1978年に複数の住民が目撃したというニュースがあったために、一躍スポットを浴びましたが、イッシーの正体は今でも謎のままです。

南東の位置にある開聞岳(かいもんだけ)は、薩摩半島のシンボルとして薩摩富士とも呼ばれる円錐形をした山で標高924メートルあります。山の上からは360度の絶景パノラマが楽しめる日本の百名山として知られています。

開聞岳の南にある長崎鼻は薩摩半島最南端の岬で、浦島太郎が竜宮へ旅立った伝説が残っています。そのため別名「竜宮鼻」とも呼ばれており、ここから見える開聞岳は美しいと人気です。

指宿から錦江湾に出たところに知林ヶ島(ちりんがしま)があります。この島は錦江湾に浮かぶ周囲約3キロほどの無人島で、干潮時にのみ現れる砂州「ちりりんロード」が現れると岸から歩いて島に渡れます。少し穴場ですが鹿児島旅行おすすめ観光のひとつです。

開聞岳の西にある枕崎からは東シナ海が広がっているところとなっており、全国有数規模のカツオの水揚げ基地となっています。
東シナ海に面した南さつま市に来ると、吹上浜や古代に栄えた港・坊津があり、飛鳥時代の遣唐使船の拠点として栄え、鑑真やフランシスコ・ザビエルが上陸した場所です。

南九州市は、かつて知覧(ちらん)と呼ばれ、特攻隊の記念館や知覧茶で有名ですが、薩摩藩の時代の名残として外城制(とじょうせい)を敷いていた時の雰囲気が残された場所があり、薩摩の小京都といわれています。この場所は知覧武家屋敷通りとして国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けております。

大隅エリア

大隅エリアは鹿児島県の東側にある大隅半島全域がエリアになっており、旧大隅国に該当する鹿屋(かのや)市、曽於(そお)市、南大隅町などが含まれます。

古くから海外交易の拠点として栄えていましたが、薩摩半島と比べて自然が多く、現在はいわゆる第一次産業がさかんな地域として、自然に触れたり食べ物を味わったりできるスポットになっています。

鹿屋市は大隅半島の中心部にあり、かつては軍都として栄えました。旧海軍の航空隊の基地が置かれていたため、真珠湾攻撃や神風特攻隊の出撃基地としても名前が知られています。現在も海上自衛隊の航空基地があり、特攻隊を含めた日本の軍用航空史がわかる鹿屋航空基地資料館が入場無料で開放されています。鹿児島旅行ではおすすめ観光です。

桜島や開聞岳の景色が楽しめる霧島ヶ丘公園には日本屈指のバラ園があります。鹿屋市のなかには星空日本一の町とされていた旧輝北町が含まれており、現在も輝北天究館が教育文化史施設として存在しており、口径65センチメートルあるカセグレン式反射望遠鏡をが設置。様々な天体が観測可能です。

垂水市(たるみずし)は桜島と地続きになっている市で、大正時代に桜島が大爆発を起こした際、地続きと同時に火山灰で埋まってしまった埋没鳥居が残っています。鳥居からは桜島の勇壮な姿が眺められます。また3Mと呼ばれるプレミアム焼酎の「森伊蔵酒造」の本社、蒸留施設があります。

曽於市は大隅半島の北部、東側に宮崎県と境を接しており数多くの史跡が残っており、大隅町の岩川八幡神社で大人弥五郎(おおひとやごろう)という名の伝説の巨人のお祭り「弥五郎どん」が有名です。

鹿屋市の東志布志(しぶし)市から肝付(きもつき)町にかけては、離島地区を除いて鹿児島県では珍しく太平洋に面した地域があります。志布志湾に面した志布志港は古くは天智天皇が訪れた伝承が残っており、九州唯一の中核国際港湾に指定されており、貨物のほかフェリーターミナルがあり大阪港から毎日フェリーが就航しています。

志布志市から南側にある自治体には鹿児島で1番目と2番目に大きな前方後円墳があり、いずれも国の史跡に指定されています。さらに南にある肝付町ではロケット打ち上げ場があります。ちなみにゲゲゲの鬼太郎でも登場する妖怪の一反木綿(いったんもめん)は肝付町に伝わる伝承です。

錦江町とその南にある南大隅町はちょうど薩摩半島の指宿との距離が狭い場所になっており、指宿との連絡フェリーが就航しています。

南大隅町の最も南側には、九州本島の最南端の佐多岬があります。鹿児島旅行で時間が許せば、ぜひともおすすめしたい観光地です。岬のすぐ先には大輪島(おおわじま)があり、そこには佐多岬灯台があります。1866(慶応2)年に欧米列強と約束した8つの灯台のひとつで、1871(明治4)年10月に初点灯しました。

種子屋久・十島三島エリア

種子屋久・十島三島エリアは、島としての九州の沖合から奄美群島にかけての島々です。屋久島、種子島をはじめトカラ(吐噶喇)列島のある十島(としま)村と、屋久島の北側にある。三島(みしま)村が含まれています。

この地域は南の奄美諸島やその南にある沖縄とともに南西諸島ともいわれています。古くから遣唐使などの中継点で、休息地として使われていました。

屋久島は佐多岬から60キロ南の海上に位置する島で、周囲が130キロメートルある島で、面積は504.29平方キロメートルあり、鹿児島県では奄美大島の次に大きな島です。島の最高峰である宮之浦岳は標高1,936メートルもあり九州最高峰です。

屋久島は屋久島国立公園でもあり、世界自然遺産にも登録されています。島の9割が森林でおおわれ、島を一周する外周道路はありますが、東部や北部の一部を除いてほとんど道路が内陸にはありません。

有名な縄文杉は島の中央付近にあり、片道5時間ほどで、そのうち3時間ほどはトロッコ軌道を、あとは山道を歩いて到達します。トロッコ軌道はかつて島の屋久杉伐採の歴史がわかるようになっています。屋久杉は縄文杉のほかにもいくつか有名な杉があり、ウイルソン株のようにすでに伐採されたところもあります。鹿児島旅行で何度も来た人はおすすめ観光なのでぜひ足を運んでください。

屋久島の周囲には温泉が湧いており、複数の温泉があります。海に囲まれていますが、ほとんどは崖や磯で海水浴場は少ないのですが、数少ない砂浜である永田浜はアカウミガメの上陸と産卵数が日本一で、2005年にはラムサール条約に登録されました。

種子島は鹿児島県にある有人諸島で最も東にあり、島の人口は奄美大島についで多いです。戦国時代の鉄砲伝来と種子島宇宙センターが有名ですが、古くから人が住んでいた痕跡があり、横峯遺跡は旧石器時代の3万五千年前の遺跡として国の史跡に指定されています。

種子島は宇宙に関することや鉄砲に関する施設が多い中、自然の景観も素晴らしいところがあり、海食によりできた大きな岩窟、千座の岩屋などは景勝地として元禄時代に書かれた記録があります。

十島村には7つの有人島と6つの無人島で構成されていて、最も北側にある口之島は終戦直後から昭和27年の奄美群島返還までは国境の島でした。活火山があり噴火活動が盛んです。中の島には温泉の公衆浴場があり、平島には平家の落ち武者伝説のある平家の穴があります。

また黒石島には、旧暦7月16日に、若者が赤土と墨で塗られた異形の面を被り、手首や足にシュロの皮、腰蓑としてビロウの葉を巻いて登場する「ボゼ」という奇祭があります。鹿児島旅行でタイミングが会えば黒石島はおすすめ観光の島です。
トカラ列島友人の最南端の宝島は土器が多数出土しており、幕末にはイギリス船の来島と略奪がきっかけで、異国船打ち払い令が出されることになる宝島事件が起きています。

三島村で最も人口が多い黒島の島民は平家落人の子孫といわれ、壇ノ浦の戦いの後に生き残った平家が、島に城を築いたという伝説が残っています。

奄美(あまみ)エリア

鹿児島県で最も南にあるのは奄美大島を中心とした奄美エリアです。エリアは奄美群島と呼ばれる8つの島で構成されています。

奄美エリアの歴史を見ると中世のころに琉球王朝に属した後、江戸時代に薩摩藩の支配を受けたのちに、日本の領土となりましたが、戦後8年間はアメリカの統治下にありました。それでも沖縄よりも20年ほど早くアメリカから返還され、そのまま鹿児島県に編入されています。

そんな奄美エリアはかつて琉球王朝に属していたこともあり、沖縄の文化に非常に似ているところがあります。実際に奄美の方言も琉球の方言と共通点があります。

その一方で奄美独自の民謡や食文化があり、特に奄美地域だけで製造が認められている黒糖焼酎があります。黒糖焼酎サトウキビを原料にした焼酎で、奄美大島をはじめとする奄美の島々に蒸留所があります。

奄美地域の鹿児島旅行のおすすめ観光の島は奄美大島です。奄美地域で最大の島で、面積は東京都の23区や琵琶湖の面積よりも広いです。東京は大阪など本土からの直行便があります。島には原生林が多く、自然が豊富で特別天然記念物のアマミノクロウサギをはじめ、絶滅危惧が心配されている天然記念物も多く存在します。またホエールウォッチングも盛んです。

奄美大島からみて北西に浮かぶ喜界島(きかいじま)は奄美大島からプロペラの飛行機で10分もかからないような距離にあります。奄美大島に近いですが、文献では古代平安時代に九州の太宰府との繋がりが発見されました。

サンゴを期した石灰岩でできた島で1990年代まで喜界馬と呼ばれる馬がいました。また奄美大島には生息しているハブが存在しないという特徴があります。

徳之島は石灰岩性のカルスト地形が発達した島で長寿の島といわれ、また地元では闘牛が行われており、400年以上の歴史があります。大相撲のように本場所と呼ばれる大会が島内にある3つの町の持ち回りで、年3回6場所の大会が行われています。喜界島と対照的にハブが多く、貴重な動物も数多く生息しています。

沖永良部島(おきのえらぶしま)は、沖縄本島から60キロ北側に浮かぶ島でサンゴ礁が隆起してできた島です。島の特徴としては地下に数多くの鍾乳洞があり、中には山口にある秋芳洞と同クラスの規模を持つ洞窟や長さがトップクラスの規模を持つものがあります。

与論島(よろんとう)は奄美群島で最も南側にある島で、鹿児島県の最南端。沖縄本島から23キロの距離にあります。沖縄が本土復帰するまでは日本最南端の島でした。鹿児島旅行であらゆるところを回りたいときに、ぜひ一度は行っておきたいおすすめ観光の島です。

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