今なお噴き続ける大地のエネルギー
アイヌ語で「アトサヌプリ」、裸の山と呼ばれる硫黄山。
山肌からはゴウゴウと音を立てながら噴煙がほとばしり、周囲には独特の硫黄の匂いが立ち込めています。
レストハウスのある駐車場から山裾の砂礫を少し進むと、噴気孔のすぐ近くまで行くことができます。
黄色の硫黄の結晶がいくつも見られ、勢いよく噴気があがる様はとてもダイナミック。
地球の鼓動を間近に感じられる空間が広がっています。
また、ここは弟子屈町の歴史の大切な1ページとなっている場所。
かつて硫黄の採掘で栄えたこの山が、この地に鉄道を敷設させ、川湯温泉の発展を支えてきました。
往時の活気あふれる様子に想像をめぐらせながら、歴史を感じるひとときを過ごしてみませんか。
<硫黄山DATE>
・標高…512m
・種類…溶岩ドーム(活火山ランクC)
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