旭岡山神社梵天行事は、かまくらと並ぶ横手市の大きなお祭りで、280年もの歴史を誇る伝統行事です。
毎年2月17日には、会場のかまくら館前から神社までの道路は出場団体と観光客でいっぱいになります。
「ぼんでん(梵天)」とは、神霊が降臨するための標示物・依代(よりしろ)としての大きな御幣形のものを意味しています。
五穀豊穣、家内安全、商売繁盛など様々な願いを込めて毎年2月17日、旭岡山神社に奉納する行事で、約300年の歴史があるといわれています。
横手のぼんでんは、他に類をみないほどの大きさ、優美さ、そして豪華さが特徴です。竿の長さは約4.3m。
その先に直径約90㎝の円筒形の竹籠を取り付け、色鮮やかな「さがり」(布地や麻糸など)を垂らし、しめ縄や紙垂、鉢巻を取り付け、さらに干支、人形などの意匠を凝らした頭飾りをのせます。
全体の大きさは5mを優に越え、その重さは30㎏以上にもなります。
秋田県横手市大沢上庭当田123
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