銀山温泉 能登屋旅館

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明治25年創業、木造三階建ての宿。昔の面影をそのままに、古き良き時代の懐かしさを伝える佇まい。
銀山温泉の入口に立つと、時代の歯車が大正時代でとまってしまったような錯覚にとらわれる不思議な場所です。
能登屋旅館は、銀山温泉の中ほどにたたずむ望楼のような三階建ての木造建築の味わい深い宿です。

山形県尾花沢市大字銀山新畑446
JR大石田駅よりバス40分、東北中央道東根IC尾花沢方面へ50分、尾花沢バス停より市営バスで35分

銀山温泉 能登屋旅館 宿泊記

“山形県内でも有名な銀山温泉。
山間の奥深くにあり、ガス灯が大正ロマンの風情を演出してくれるステキな温泉街です。
その中でも能登屋旅館は老舗旅館として特に人気のある旅館のようでした。
歴史ある外観ですが、内装はこぎれいにリフォームされている部分もあり宿泊客は老若男女問わず、オフシーズンでもにぎわっていました。
事実、私はシーズンを変えて何度か訪れたことがありますが、能登屋旅館さんは予約が取れないこともありました。
一度、高齢の母を連れて宿泊したことがあります。
館内は3階建てですがエレベーターなどはなく、すべて階段での上り下りです。
その日、私たちの部屋は3階を案内されました。
チェックインをして部屋に入ってしばらく、内線が鳴ったのでです。
何かと受話器を上げてみると、「お母さま、お足元はご不便ではありませんか?よろしければ、1階部分のお部屋に変更させていただきますが…」
その日は満室ではなかったかもしれません。
けれども、ほかのお客様もいらっしゃる中、なんという心遣いなのかと大変驚きました。
夕食は部屋まで運んでいただく仕様でした。
山形名物の芋煮汁を中心に、とても美味しい料理でした。
夕食のデザートにすいかをいただきましたが、なんとそれを運んでくださったのは女将自らだったのです!
そして、県内からの客である私たちにまで挨拶と少しの雑談をしてくださいました。
当時、銀山温泉内にはメディアに取り上げられるような話題の旅館がありました。
小さな温泉街なので、お互い様でありライバルなのではないのかもしれません。
けれども、能登屋旅館の女将さんはメディアで話題の旅館のことも含めて銀山温泉を紹介してくださったのです。
女将さんの少しの会話で、銀山温泉がいっそう好きになり興味をもったことはこのときであると確信しています。
話は前後してしまいますが…。
銀山温泉は、温泉街が狭い山間にあるため駐車場は温泉街の入り口に位置しています。
この駐車場はどの旅館に泊まても共通の共同駐車場で、利用者はここに駐車して予約している旅館まで少し歩かなければなりません。
共同駐車場だけあって、旅館が共同で管理しているのでしょう。
駐車場にはきちんと係の人が常駐しており、荷物を運ぶための台車まで用意してくれています。
そして、「今夜はどちらにお泊りですか」と声をかけてくれ、「あそこなら近くですよ」「少し歩かなければなりませんがお荷物、お持ちします」と丁寧に対応してくれるのです。
あらかじめ旅館の位置などは確認しているつもりですが、銀山温泉は先にも書きましたように温泉街そのものの景色が素晴らしいのです。
車から降りたとたん、その俗世間から離されたような景色に見とれてしまいます。
そんな中の道案内と手助けは、思った以上にありがたいものです。
同じ県内にある温泉街ではありますが、何度訪れても新しい発見に心が動かされます。
車を運転しなければ行くことができないというネックはありますが、ぜひ一度は訪れてほしい温泉街、旅館です。”

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